リアルな話でした





2024年9月23日
事故により臍より下の感覚がなく、車椅子生活の晴人。
恋人でサラリーマンの晃。
車椅子生活の不便さはもとより、事故により損傷した体に残る後遺症がどれほど辛いものか、そしてその不自由さが身体的に辛いだけでなく、心の辛さをも倍増させていく現実がとても丁寧に描いてありました。
こう書くと辛い話を想像しそうですが、晃の物事の捉え方や行動が物語を前向きにしてくれます。
晴人の体が不自由なことからくる苦悩はとてもリアルです。晃の愛情と献身さに嘘はないのに晴人を追い詰めてしまうのは、どうするのが正解なのかと深く考えながら読んでいました。
ラストは気持ちがいいほど幸せに満ち溢れていましたが、やはり障害を乗り超えるというのはそんな簡単なものではないんだろうなと感じました。
この作品のように障害に対し悲観的になりすぎることなく描いてあるものに触れていくのは、とても大切なことのように思います。
恋人でサラリーマンの晃。
車椅子生活の不便さはもとより、事故により損傷した体に残る後遺症がどれほど辛いものか、そしてその不自由さが身体的に辛いだけでなく、心の辛さをも倍増させていく現実がとても丁寧に描いてありました。
こう書くと辛い話を想像しそうですが、晃の物事の捉え方や行動が物語を前向きにしてくれます。
晴人の体が不自由なことからくる苦悩はとてもリアルです。晃の愛情と献身さに嘘はないのに晴人を追い詰めてしまうのは、どうするのが正解なのかと深く考えながら読んでいました。
ラストは気持ちがいいほど幸せに満ち溢れていましたが、やはり障害を乗り超えるというのはそんな簡単なものではないんだろうなと感じました。
この作品のように障害に対し悲観的になりすぎることなく描いてあるものに触れていくのは、とても大切なことのように思います。

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