異世界でのおれへの評価がおかしいんだが
」のレビュー

異世界でのおれへの評価がおかしいんだが

秋山龍央/高山しのぶ

異世界ものの楽しさ全開

2024年10月5日
常に主人公の勘違いとヘタレが、敵に「余裕を見せている」と誤解されて話が進んでいくのがクセになります。読んでいて楽しいし、タイプの違う2人のイケメン攻めに囲い込まれていくのも期待通りで嬉しい。主人公は戦いの場面では内心でかなーりテンパってるのですが、ラッキーヘタレと魔法の刀との両輪の力で常勝で、決して驕り高ぶることのない高潔な騎士として認知されていく逃れられないループがまた・・。エチシーンも、3Pが地雷でなければ楽しめます。結局同じような場面の繰り返しですが、ずっと読んでいられます。エンタメとしての完成度が高いと思います。どの巻もクスッと笑える場面が点在していて、あっという間に最終ページにきてしまいました。
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