ブルーロック
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ブルーロック

金城宗幸/ノ村優介

いやぁ、心理学だね 追記∶31巻33巻

ネタバレ
2024年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人から勧められていたけれど、長く放置していた作品。エピソード凪の映画を観て、一気に30巻を読んだ。
読み始めて、すぐに思ったのは、この作品は、本田選手が代表になったときのコメントから発想を得たのかな?と感じたこと。「チームワークはもって生まれたもの。結局は個(の能力)。代表は自分が一番前に出ると思っている」みたいなコメントをしたのを思い出す。

強烈なハングリー精神から生まれる目標と夢中。理想の現実化。いやさ、まさに心理学だよね。
読みながら、「あの理論」「この理論」と思い浮かび、ちょっとゾクゾクした。
勿論、スポーツ心理学も含まれているんだけど、実はキャリア理論にも当てはまることがたくさんあり、非常に興味深かった。

「イカれたサッカーマンガ」とも言われているらしいけれど、お金と度量があるなら、このやり方はやはりレベルアップするんじゃないかな?と思った(笑)
勿論、このサドンデスのような、背水の陣に立ち続けることができる人だけしかダメだろうけれど。
代表やサッカー連盟へのディスり表現もなんか言われているらしいけれど、きっと多くの人が感じていることのデフォルメじゃないかなと納得している。

高校生からこんなの酷だとも思いつつ、だから生きるためにサッカーやってる人たちとハングリーさが異なるのかな、と相反する考えも浮かぶ。
カイザーの幼少期とか例なんだろうな。

この作品には、目上を敬うとか常識的な行動をするとかは殆どない(笑)絵心からして大人を含め誰もが口汚く、ドーパミン全開のときは殊にひどくなる(笑)それが、「日本らしくない」を強調しているなとも感じる。クソ生意気なところが、個を立たせるのかも。日本の現実世界ではNoだろう(笑)
でも、良い子はマネしないで欲しい(笑)

そんな中で、蟻生のオシャコメントは毎回笑える(笑)オシャセリフ集を作りたいくらいだ(笑)
斬鉄のおバカ発言集でもいいかな。ずっと、おバカセリフみてないので、たまに挟んでください(笑)

31巻は、ブラコン凜との攻防だろうか。決着は着くんだろうな。来週には発売されるから、楽しみだ。

いや、しかし、アニメの声優さんのマッチングには驚く。プロデューサー凄いな。

追記∶31巻。めちゃくちゃ短く感じた!あっという間!スピード感が凄い!
追記∶33巻。熱いね。エゴを剥き出させ、エゴを貫く。
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