歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!
保志あかり/大木戸いずみ/早瀬ジュン
このレビューはネタバレを含みます▼
少し序盤を知って読んでみたら面白くて5巻まで一気読みしてしまいました。
乙女ゲーの悪役令嬢に憧れて転生したのは珍しくないですが、歴史に残る悪役令嬢になるためにヒロインである聖女にも成長を期待するのは珍しいですね。
最初は可愛がってくれていた兄たちや攻略対象がヒロインが現れてしばらくするとまるで宗教のごとく彼女を崇め惹かれていく。けれどヒロインは善良だし頭はお花畑で悪気は見られない。そして第一攻略対象の王子は聖女に興味なく主人公の自称悪役令嬢を好きだったはず……なのに、5巻のラストで記憶をなくしたようにゲームの台詞を冷たく言い放って……!
えっこれは物語の強制力……ではなさそう。何かしらの陰謀かチカラが働いてそうですが、先が気になりすぎます!
絵はまあまあ可愛いですが、主人公が髪を切ってしまって子供時代に戻ってしまったようで残念です。華やかさがちょっと足らないかな……。
でもストーリーが気に入ったので続きを待ちます!
できればまた髪伸ばしてほしいけど!w
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