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登場人物達の細やかな表情に注目
2024年10月14日
巻き戻り系のストーリーいろいろ読んできましたがこんなに泣ける作品は初めてでした。主人公は恋人の死の真相を何も知らないまま巻き戻り、思い通りにならない現実と巻き戻り前と後のあらゆる相違に悩み苦しみます。自分の選択は正しかったか、この苦しみも恋人の死を回避する為に必要だったと飲み込む姿に胸打たれました。明るく元気な性格の主人公が抱える暗い影が対照的で読者の心を揺さぶります。この作品はなんと言っても登場人物達の細やかな表情が秀逸。泣くシーンは本当にもう言葉にならなくて何度読み返してもボロボロに泣きます。小説のコミカライズとのことですがこのまま漫画版で読みたいので続きが気になりますが我慢して続巻を待ちます。
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