竜王の姿はステキでした

八つある世界の中で、弟は勇者としてある星に召喚される。兄の陸は八つの世界を統制している竜王のお気に入りとして引き取られる。
元の暮らしの中での陸は顔のせいで家族からも友達からも疎ましがられていたが、竜王様からはかわいいと溺愛してもらい大切にされて、生きていく喜びや幸せ、また慈悲の気持ちを育んでいく。
召喚された弟の運命、お気に入りと竜王様との結びつきの強さと儚さ、生きること感じることの素晴らしさなど、とてもよく考えられていて良かったです。
話としては星4くらいでおもしろいんですけどね‥エチがあまりに世俗的、受けの喜怒哀楽がうるさい、竜の姿は素晴らしいのに人型は魅力薄い、弟の恋愛感情は必要だったんだろうけどおもしろくない、八つの世界を統制している重厚感みたいなのがない、受けの心の成長を表情の豊かさにもっと滲み出てほしかった、、なので星3です。