武娼の君
」のレビュー

武娼の君

森谷理

突っ込んでいい??

ネタバレ
2024年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 劉鳳×青嵐 前作、俺の世界を破壊する男とはまた趣きの違った中華BL。もりや先生って雰囲気が薄井先生と似ていて爆ハマりしています。とはいえ私のくくりでは示路々井先生系統なんですが。ほかの方のレビューが☆1だろうと3だろうとどうでもいい。ただ好きなんで!

さて物語ですが、青嵐は“蓮花楼”という実家の遊郭が経営難ということを知り、武将の地位を捨ててあとを継ぎます。経営者じゃ成り立たないからと色子の鍛錬まで。ええ、すんなりと……「手練手管を覚えてください」と言われ「おう!」と答える青嵐。大丈夫か?「ついうっかり殺してしまいそう」と武将の一面をうかがわせるも「たまにはいいです」と答える店の男娼。大丈夫か?そして青嵐に片思いし続けている王族、劉凰が青嵐を買うようになるのですが、色子をやめてほしいという告白と懇願に「あんたは財力があるからな」とあんた呼び!かたや劉凰「あなたを抱けて嬉しい」あなた呼び!青嵐、かつて仕えた王にあんた呼びはないやろ……。決死の告白で待ち合わせをして、袖にされる劉凰。もう物語も後半なのに、全く見向きもされない。王さまカワイソ。そして離れ離れになって、敵が攻めてくる王城に颯爽と現れる青嵐!え、馬描くのウマっ!戦いながら愛がうまれる!? ラスト、青嵐が経営から離れて店は大繁盛しているという手紙が届く。それ、いる!?もう、ツッコミながら読みました。最後のツッコミどころは書きません。みなさんが確かめてください。好きな人には刺さる!中華BLおすすめです。
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