ミステリ作家は恋愛小説がお嫌い
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ミステリ作家は恋愛小説がお嫌い

鳴海はこ

作者様買い

ネタバレ
2024年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ん〜、なんで評価低いのだろうか?
「明日も一緒に帰ろうよ」で初読み、「ブカシャ!」でとても好きになった作家さん。

王道っちゃ王道の編集✕作家かもしれないけれど、割と作家が攻めが多い気がするけど、どうかな。
こちら、作家が受け。で、同じ作家に手ひどい振られ方をしたので、相手を殺したくてミステリを書くようになった恋愛トラウマ持ち。

編集は作家の同人誌時代に会っており、作家の言葉で「自分が世界に売ってやる!」と意気込み出版社に入った。ら、すでに見つけられていて世に出ていたが(笑)マンネリ化して売上が落ちてきたところに、兼ねてより希望していた作家の担当となった。
現実的に、新卒で出版社に入るのは本当に難しい。そんな難関を突破し、編集の腕を上げたのであろうことは欄外で推測できる人物。

リアルを知りたくて用が済んだらポイする作家もどうかと思うけど、体験型の人もいるから、エゴイズムが表裏一体だ。
読者評価もリアルで面白かった。そう、読者は勝手なんですよ。何も生み出していないのに(笑)

風間編集長は大人で、粋も甘いも知っているだろうから、危うさを感じるだろうな、という線もわかり、面白かった。
まぁ、公私混同はどの世界でも危ういが、同じ職場の恋愛と思えば…ノンケからというのは確かにハードルは高いけれど。
藤河先生のシリーズみたいに、続編もありだと思うんだけどなぁ。

ツンデレでエチのとき可愛い。ちょっと女性マンガ的要素もこういったキャラには似合ってると思う。
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