SUPER NATURAL
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SUPER NATURAL

絵津鼓

だいっすきな2人!

ネタバレ
2024年10月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵津鼓作品の中で、メロンの味と1位タイ!
それくらい大好きな作品。

美容専門学生の暢と大地を描く1巻「SUPER NATURAL」と、共に上京して社会人となった2人を描く2巻「JAM」ぜひ合わせて読んで欲しいです。

1巻では頑張り屋の大地と、そんな大地が好き過ぎるあまり心配が時に小言として表れてしまって大地を困惑させてしまう暢…というような2人の絡みが見られます。
でも暢は根は優しくて誠実なんです。
で大地は可愛すぎる。めちゃピンポイントだけど熱だして夜中に暢が来てくれた時のセリフ「来るって言うから待っててんもん」まっててんもん。マッテテンモン。。可愛すぎない!?
漫画とか本で方言主体だと敬遠しがちなのだけど、この2人の(やっぱり特に大地の)柔らかい感じの関西弁にどハマりでした。
まっててんもん(しつこい)いやあ可愛いわあ。マニアックですみません。

さて、で、この可愛い大地くんね、それはそれは繊細な心の持ち主で、学生編でもその片鱗はあったけど社会人編で特に拗らせちゃうんですね。
怖いのね、色々と周りの目が。
暢と違って考え過ぎちゃうから、自分で悩みの種をどんどん大きくして苦しんでしまう。見ていて辛そうで可哀想だったな。

でもそんな大地を見て辛くなる暢も可哀想だったよ。
でも彼は吃驚するほど大きな男だった。それにこんなに頭よかったとは(失礼)。理路整然と気持ちを表すことができた。
そして何より深く大地を愛していた。どうすることが大地の一番の幸せなのか考えることができた。
ラスト付近の早朝散歩での暢の言葉と涙。…泣くわ!
大地も泣いたけど私の方が先に泣いたわ!
大地もう気付いたな?暢の存在の大きさに気付いたな?
だったらもう大丈夫、心配ばかりしないで何があっても暢がついてるからー(泣)

暢1巻の学生編ではおちゃらけキャラだったのに、社会人編では男前過ぎてめっちゃ惚れたよ。
ああいや待って今思い出したけど、暢1巻ラストの上京する新幹線の中で、とんでもなく男前発言(心の中で)してたわ!
私それ読んだ瞬間ゾクゾクーッてしたこと思い出した。
暢はあの時点で既に大地を全力で守ると自分に誓っていた。眠っている大地の手を握りながら。有言実行だ。じーん。
セリフ紹介しようと思ったら文字制限いっぱいになってもうた。興味湧いた方ぜひ読んでみて下さい。かっこよすぎて震えるよ!
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