【電子限定書き下ろし短編付き】転生騎士に捧げる王の愛と懺悔
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【電子限定書き下ろし短編付き】転生騎士に捧げる王の愛と懺悔

はなのみやこ/ヤスヒロ

作者様買いです♪

ネタバレ
2024年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼い頃から過去生エリアスの記憶を夢で見続けていたことで、エリアスの主君リーンハルトに怒りの感情を持っていたカイト。わけあって異世界へ召喚されるのですが、異世界で目覚めてすぐ、リーンハルトと対峙していきなり怒りをぶつけるという。おお!こういう展開好き!なんて思ってましたが、周りをシャーシャー威嚇してたカイトが絆されてきたあたりから、なぜかデジャヴ感…どーーーしてもあの人とキャラがかぶる…。はい、作者様の「後宮を飛び出した…」の主人公リードの言動を見てるかのようでした。特に後半。周りに対してのくだけた口調とか、オム・ファタルかというくらい男たちにモテて攫われるとことかまぁ似てて(笑)こういう召喚という名の拉致ものって、残された人たち、カイトのお母さんとかどんな気持ちなのかな〜ってつい思っちゃいますが。エリアスの最期は哀れの一言に尽きます。カイトの記憶と真実は違っていたけど、そこまで壊されてしまった事実は変わらない。お話は読みやすくて一気に読了しました♪挿絵があるのはうれしい。イラストも雰囲気合っててよかったです。
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