ネタバレ・感想あり【電子限定書き下ろし短編付き】転生騎士に捧げる王の愛と懺悔のレビュー

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前世生きていた異世界に召喚される転移もの
ネタバレ
2025年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前世の記憶を持っている現代に生きるカイトはある日、前世生きていた異世界に召喚されたところから話はスタート。再会の瞬間は前世に裏切られたことに対しての怒りをぶつけるカイト。でもカイトの前世であるエリアスを信じられず結果裏切ることになってしまったことを悔やむリーンハルトにはじめは恨みつつも徐々に今の彼を受け止めるでだんだんと好きになっていくーー。この流れは理解しつつも、リーンハルト側がカイトのことを前世のエリアスと切り離して想いを寄せるまでに至ったところが私の中では消化不良でした。多分、エリアスを裏切った過去のことを受け入れる機会をくれた人で、誰も諌めることがないリーンハルトに対して忌憚ない意見を言ってくれるところに惹かれたのかなと思いつつも、カイト自身は前世でなく今の自分を見てほしいと悩んでた部分もあったので、前世のエリアスとの違いを受け入れるリーンハルト視点を読みたいです。
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重厚な物語
2024年10月30日
色んな意味で重たいお話だと思いました。はなの先生らしい王道の物語ではあるんですが、色々な意味で予想を裏切られる展開がちらほら。最後ちょっと駆け足だったかなーとは思うんですが、それでもピースがはまっていく感じが好きだったので満足です。
作者様買いです♪
ネタバレ
2024年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼い頃から過去生エリアスの記憶を夢で見続けていたことで、エリアスの主君リーンハルトに怒りの感情を持っていたカイト。わけあって異世界へ召喚されるのですが、異世界で目覚めてすぐ、リーンハルトと対峙していきなり怒りをぶつけるという。おお!こういう展開好き!なんて思ってましたが、周りをシャーシャー威嚇してたカイトが絆されてきたあたりから、なぜかデジャヴ感…どーーーしてもあの人とキャラがかぶる…。はい、作者様の「後宮を飛び出した…」の主人公リードの言動を見てるかのようでした。特に後半。周りに対してのくだけた口調とか、オム・ファタルかというくらい男たちにモテて攫われるとことかまぁ似てて(笑)こういう召喚という名の拉致ものって、残された人たち、カイトのお母さんとかどんな気持ちなのかな〜ってつい思っちゃいますが。エリアスの最期は哀れの一言に尽きます。カイトの記憶と真実は違っていたけど、そこまで壊されてしまった事実は変わらない。お話は読みやすくて一気に読了しました♪挿絵があるのはうれしい。イラストも雰囲気合っててよかったです。
人を許して信じるのって難しい
ネタバレ
2024年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前世で手塩にかけて育てた王太子に敵国との内通を疑われて、捕虜となり拷問の末に死んでしまった受け。前世エリアスの人生を哀れんで、自分はそう簡単に人を信じたり、誰かのために生きるのはやめようと決めていた受け。しかしエリアスが死んで十年以上が経った祖国に異世界召喚されちゃう。受けを疑ったこと、自己満足のために受けを召喚したことを読者が許せるかどうかがポイントかも。受けは許して絆されるけど。異世界召喚の動機がかなりモヤるんだよね。受けの傍にいたくて召喚したなら取り繕うことなく、自分のために呼びました!例え魂が同じだけの別人でもそばにいてくれ!とエゴイストに愛を乞えばまだ筋が通るけどさ。攻めの中途半端さに魅力を感じれず。いっその事攻めの弟とのロマンスでも良かったかも。先生は二人目の男とひっつく話が得意だし。
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まぁ、良作。という感じの部類。
2025年1月23日
ストーリー全般や背景は練られている。
ただ、個人レベルの各キャラクター作りやエロさや恋愛要素や嫉妬などは非常に控えめ。
もう少し甘めがよかったし、もう少し掘り下げて欲しかった。
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よかったけど
ネタバレ
2024年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白くないとまでは思いませんが、ちょっと単調だったかなと思いました。
攻めの裏切りは実は裏切りじゃないんやろなあと思って読んでたけど普通に裏切りだったし、王弟や令嬢とバトるのか?と思ってたけど何も起こらなかったりで単調だったな…となるのかも?
攻めのいきすぎた溺愛は好物なのでよかったです。
ん?
2024年11月1日
設定は面白いと思ったけど、色々気になってしまった。
転生して、ハンスの事を少しも気にしていないのはどうなの?普通気にならない?とか、転生した先でいったいいつお互いに恋心が芽生えたのか?とか。
全体的にあらすじを読んでいるような気分でした。
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肩すかし
ネタバレ
2024年10月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全体通して「そうじゃない」感が付きまとい乗れませんでした。主人公の攻めに対する怒りが割とすぐに恋心に変わってしまい、まったく攻めに魅力を感じていない状態で読み進めるのはしんどかったです。
攻めの方も主人公の前世を裏切ったのは実は深い事情があって、ということもなく、スパダリ風なのにやることや言訳が凡庸で一貫していない印象を受けました。
何より主人公の前世が不憫すぎて、大切な人だけど恋心は無かったとか、、、なんかモヤモヤしたまま読み終えました。
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