あの夏が飽和する。
」のレビュー

あの夏が飽和する。

武富智/カンザキイオリ

まるでメリーゴーランド

2024年10月28日
過去と現在を話が行ったりきたりします。大抵、途中で飽きてしまうのですけれど、ずるずると引き込まれる魅力があります。文字通り、小説をマンガにしたような吹き出し表現がそれを実現しているのかと。
読み進めないと点と点がつながらない(当たり前)ですが、のっけから鬱全開、その行動が"正しい"なんてとうの昔に爆散している。救いを求めてさまよう描写は胃もたれするぐらい私には重すぎました。
まだ完結していない作品ですから、光を見せて終わってほしいものです。
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