たとえ運命じゃなくても愛してる【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】
木沢さわき
あい
さん
(女性/30代)
総レビュー数:501件
このレビューはネタバレを含みます▼
α同士から受けがオメガ化する作品はよく見ますが、αのままカップルが成立する二人です。攻めの渡瀬は途中で「運命の番」に出会ってしまいますが、お互い別に想っている相手がいるということで決別しています。普通の?オメガバースでは「運命の番には本能で惹かれ合う抗えない」みたいな感じの設定が多いですが話し合いで解決する平和な運命でした。渡瀬の想い人はα、運命の相手のオメガくんの彼はベータ、それぞれ芯の強い人たちで本能より理性で相手を選んでいるところが良いですね。結城はよくあるオラオラ系αではなくお人よしで素直、親に紹介前は性的行為NGというクソ真面目イケメンです。なのでαなのにDT。結城は結城でベータに闇討ちされて擬似フェロモンで発情させられた経験もあるし、自分にも運命の番が見つかったら…とか色々考えますが、君みたいな真面目で誠実で素直で優しいαがぽっと出の運命の番に惑わされるわけないでしょ。結城の親には紹介済だし、近いうちに渡瀬親にも紹介するんだろうな。そのお話も見てみたかったです。※シーモア限定漫画1P
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