加護と呪いと…。

ネタバレ

2024年11月4日

このレビューはネタバレを含みます▼ 232ページ挿し絵あり。地味に生きる本の虫令嬢ヒロインの元にある日突然王太子から縁談が舞い込む。面識も利益もないと訝しんだが、結局受けいれるも夫から『俺を好きになるな』と釘を刺され…という話。これはヒーロー側メインのループストーリーです。何が面白いって、暗殺に呪いと加護が加わり、ミステリー要素がメインになってる為そちらの点でも読み応えがありました。公爵令嬢はループを繰り返すうちに王子への執着よりもループの解呪を願っての行動だったように思います。だけど流刑（？）は甘い気がするなぁ。王族の殺害だぞ？結局父親がどうなったかも分からないしそこはモヤモヤしました。ヒーローはいい男でしたねぇ。何度もループしても彼女を諦められず必死に現状を打破しようと喘ぐ様、よいです。ヒロインも愛だの恋だのに拘らずに自分の出来ることをと自分の仕事をこなす姿勢がとても良かった。こういうのはなんぼ読んでも良いですね。面白かったです。

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Juアカウントさん

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