花の三騎士【分冊版】
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花の三騎士【分冊版】

星崎レオ

魔法系ファンタジー。可愛い。癒やされる😄

ネタバレ
2024年11月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主任のエロさ〜で、初めて星崎作品でBLを読み、BLってこんなに面白いんだ、と読むように。
こちらは、獣人、エルフ、魔法使いが登場する魔法系ファンタジー。戦闘アクションもあり。
主人公、魔法の名家ドラコニア家の落ちこぼれ、ハナ・ドラコニアは、出来が悪いからと家を追い出される。ひとり森を彷徨い、ピンチのところ、美人&凄腕の三騎士に助けられ、一緒に旅をすることに。彼らはお尋ねものハンターで敵も多い。ハナには、なぜか超レアな治癒魔法があり皆に感謝されるが、昔からその力は秘密にするよう言われていた。優しく恩義のある憧れの騎士たちのために必死に戦ううちに、封印されていた魔法の力が解除され、ハナの秘められた能力が花開いていく。
ざっと、こんなストーリーです。

ドラコニア家とあるエルフの縁、
16年前のドラゴン召喚に関わった家の襲撃、何かを探してるようですねぇ。(絶えたはずの回復能力者、つまりハナ?)
三騎士の一人エルフのガラドリオンのハナへの執着
など伏線多数。

星崎レオ先生、やはり絵が上品で可愛い。星崎作品って悪役も出てくるけど、優しいひとが多くてホッとする。トラウマとか辛さとかも表現されてるけど、しつこくなくて。胸キュンだけが刺さってくるというのかな。その辺が大好きなポイントです🖤
黒髪イケメンのシリウスは実は男装の麗人でまた、健気な過去の持ち主で魔法使いのカナエとの縁も感動的。ただ、野獣になると美人さんの面影なくなっちゃうけど。アルタイルさんもねぇ。それが獣ってものか。
女同士の友情や絆ってのも、なんか良いな〜。
女子的な妄想が詰め込まれた可愛い作品で、説明くさい冗長な描写や長いセリフがなくても、世界観が理解できるので、ある意味すごい😉
テンポよく進んでいきます。
時々、もっとじっくりこのシーンみたいなぁってとかもありますけどね。
星崎作品によく出てくる、健気で愛らしいキャラクター達の心理描写、それを表現する美しい顔面に癒され〜。
コミック版が出てからが良かったんですが、とても気になって購入してしまった💦
なので、新刊が出て嬉しい!
ハナがみんなの足を引っ張りたくないと一生懸命に成長していく姿がいい。これからの成長も楽しみ。カナエとの魔法訓に期待!面白くなってきた😄
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