真音
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真音

谷崎泉/麻生海

真音というタイトルすき

ネタバレ
2024年11月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 真実の音、とかそういう意味が込められていそうな意味ありげなタイトル。この作品は最初の1巻目、別荘で致すところはまだ全然富樫さん乱暴者で、受けの心ついていってないし、ホント〜〜に体から始まった関係って感じがします。パチんコ店の寮で一息に奪われなかっただけまだマシなのかもしれませんが、最初はこのカプからあまり愛を感じなくて挫けそうでした……だって、受け本気でいやがってたもん。わかるもん。。無理矢理がすぎる。攻めもなんでもしてやるし、買ってやる、気に入ったとしか言わないし、ペットと違うんやぞ???という感じです、なんかモヤモヤきておわりました。それが変わったのは完全に攻めのあの一言ですね。罪を償うための時間を得られなかった、自分の罪と向き合えなかったアイツ(奥田)は不幸だと思うよ、っていう。凄い、雷に撃たれたかのような電撃が走りました。そんなふうに言われると思ってなくて。しかも、そのあとに受けは自分から攻めに電話して会いに行ったりして。誰が正しいわけでもない、お前を攻めたかったわけじゃない、正解があるような問題じゃないんだって言って抱きしめられるのが、本当にカッコよくて、誰よりも受けのことわかってるじゃん、攻め…と思って、そこからこのカプ大好きになった。受けが言葉足らずなんで、素直になれないときにも、キスされて言うこと聞いちゃう攻めとかも優しい人なんだなと思った。最終巻では会いたいコールで小田原から駆けつけて来てくれたしね。そういうところは面倒くさがらないの、良い攻めだと思う。普段は好き嫌い多くて、いろいろと強引なんだけど、なんかこどもっぽくてかわいくもある。憎めない。攻めと槙原さんの関係も良かった。書き下ろしの過去編とか今と全然関係性違ってて笑った。なんだこれ。正直、富樫組立ち上がるまでの流れで、福留とかいう輩にキッチリ釘させずになんか知らんところで死んだのは腑に落ちないし、波多野も結局どこ行ったん??なんやけど、それ以外はなかなか面白かったです。多分、その辺もオチつけようと思ったらスゲ〜ご長寿番組になりそうな予感。こちらもキ…ドルからどーじんで続きが出てるので、早速ポチった。続き書いてくれるの本当にありがたい。助かる。
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