ラチェリアの恋 【分冊版】
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ラチェリアの恋 【分冊版】

みなみ恵夢/三毛猫寅次

変な女多すぎ

ネタバレ
2024年11月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 原作の主人公はピンクっぽい髪で恋敵はブロンドだから毛色が逆というか違いすぎる。この絵柄だと色素薄いほうが可愛いし(恋敵の髪色が微妙すぎる)新たな男が黒髪だから絵面が暗くなるとはいえ変えすぎだと思う。原作のオチ(男性不妊)を読んで胸クソ悪くてこの作者にはもう金を落とすまいと思ってたので無料部分のみなので絵に関してはとやかく言えないが。とにかく主人公が気味悪い話だった。異性の幼馴染ってただの友達なので。幼馴染(友達)に好きなの察してほしくて世話焼いたって幼馴染(友達)なんて圏外なんだから早く好きだと伝えて早く圏外から出さないと無理なのではは?ずっと相思相愛だったのにいきなり心変わりなら酷いかもしれないが幼馴染(友達)に恋人ができるなんて普通のことだし。原作でもだけど主人公は才色兼備で父親との関係も良く自己肯定感が低い描写もなくコンプレックスが何もないし嫌われてもないのになぜ好きだと伝えないのか話が進まないとはいえ謎すぎる。娘が迷走してるのに全く諌めない主人公父にもモヤモヤする。うじうじデモデモダッテし税金で暮らしてる身で孤児達と福祉を引継ぎもせずに放置する主人公(孤児達と何も知らない荷運びの男性が気の毒)、性悪で尻軽な恋敵、主人公と側室の子を冷遇する王妃、子供がいるのに体調不良を隠す謎の思考回路のオリヴァー前妻(子供ために治療しようとは思わないのか?)、噂話ばかりの使用人(働け)、主人公を上げ続けるメイドや親族達、恋愛脳の若い女性国民、他国で問題行動を起こす皇女(王族は政略結婚だろうに)と登場する女性の全てに大なり小なり嫌悪感があります。変な女が多すぎ。若い女性国民を馬鹿に描く必要がどこにあるのか。女はこんなに変な人ばかりではない(小説のレビューで字数が足りなかったのでここに書けてすっきり)不妊やら死別やらが主題ではないのに軽々しく扱いすぎ。とりあえず1番可哀想なのはジャスティン君かな。字でも可哀想だったが絵になると余計に可哀想だった。他作のように素敵な継母が来ると良いな。この話ですっきりできる人は病んでるのでは?架空の話ですが異性の幼馴染がいる人には主人公はかなり気味悪いとおもいますよ。良いところを上げるならオリヴァーが原作の挿絵と違ってニヤニヤしてる優男じゃなく軍人らしく精悍なくらいかな。
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