春を抱いていた ALIVE
」のレビュー

春を抱いていた ALIVE

新田祐克

放心してしまう

ネタバレ
2024年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ まさかまさかの最終巻の展開に、岩城さんと同じく現実を受け止められないっていう気持ちで放心してしまいました。
どうしてー、ずっとラブラブで年老いて添い遂げてほしかった気持ちが強いんですが、先生がこれでハッピーエンドと言われるならそうなんだと信じます。
遺された岩城さんの最後の生き様も見てそう感じます。
Aliveから読んでいなかったので、無印から全部買って一気読みしました。
若い頃に読んだ時とはまた違った印象もありました。
愛を知って成熟していく二人の描写が本当に素晴らしかったです。
読後のこの余韻が何よりの感想だなと思っています。
こんなにも壮大な作品を読めてありがとうございました、と言いたいです。
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