このレビューはネタバレを含みます▼
季節の移り変わりを司るのは神様ではなく、実は「鬼季」と呼ばれる鬼たちだったというのがとてもよい設定のお話。
春と夏のあわい、梅雨を司る第五の鬼として夏の鬼である立夏のお手伝いをするようになる涙と立夏の穏やかで甘やかな日々をもうしばらく覗いていたい。
「鬼季」春の鬼、乎春のかわいさに秋の鬼、愁の胡散くさいメガネ関西弁キャラやめんこいネコの子鬼たち。式神きつね琥珀とすずめの柘榴。そして立夏とライバル的な冬の鬼、冬牙等キャラ設定もよくて楽しめます。この世界観にもっと触れて酔いしれていたい堪能したい。なので続編あるいは冬牙のスピンオフなんて描いてくださると嬉しいな。もうとにかく立夏の色気にやられてクラクラです。
とくに、まなじりをグッと引っ張り、まるでアイメイクのようにそこが赤く縁どられるというあの演出はすばらしくぎゅんときます。ときめきました。
…ほんまに?冬牙編スピンオフ、キター♡