優しさに満ち溢れたおとぎ話





2024年11月20日
同じ会社のスーパーエリートに恋をするゲイの会社員が、その好きな人に同性愛者であるという秘密がバレてしまった。しかし、そのエリートにも秘密があり、その秘密を共有することから始まる恋のお話。
ちょっぴり天然で鈍感な浅桐さんと浅桐さんを王子と惚れ親しむ青柳くん。とにかく相手の幸せばかり考える優しい二人の優しい物語が最初から最後まで心に沁み入ります。ひょんなことからゲイバレしてしまった青柳くんに、自宅のゴミ屋敷化を暴露する浅桐さん。それを知って一緒に片付け始める青柳くんも含め、みんなの反応や行動が普通とはちょっとズレてるけど、そのどれもが優しさで作られているからか、読んでいると心が温かくなりました。
ゲイだからと自分の幸せを全て諦めて、それに慣れてしまっている青柳くんも、顔以外に取り柄がないと自信をなくす浅桐さんも、ツライ状況にそっと目を伏せて幸せを掴みにいかない謙虚さのせいでモダモダしましたが、何だかんだで二人の想いが通じ合った時は本当に良かったなと思いました。その意味で、こういう二人には青柳くんの兄のように遠慮なくズバッと物を言う人が必要だったなと、青柳兄のナイスプレイにも感謝です。そして、いつもニコニコして、ささいなことにも幸せを感じる青柳くんの可愛さと一途さに心が浄化されました。二人の相手を気遣うやりとりや会話に本当に優しい気持ちになりました。
何よりも1巻での青柳くんの表紙はまさにこの作品の幸せと可愛さを表していて最高です。ゴミ屋敷を巣箱といい、巣作り癖と表すのも優しさだなと思いました。秋平先生の幸せの描き方は本当に素晴らしいと感じられる作品です。
ちょっぴり天然で鈍感な浅桐さんと浅桐さんを王子と惚れ親しむ青柳くん。とにかく相手の幸せばかり考える優しい二人の優しい物語が最初から最後まで心に沁み入ります。ひょんなことからゲイバレしてしまった青柳くんに、自宅のゴミ屋敷化を暴露する浅桐さん。それを知って一緒に片付け始める青柳くんも含め、みんなの反応や行動が普通とはちょっとズレてるけど、そのどれもが優しさで作られているからか、読んでいると心が温かくなりました。
ゲイだからと自分の幸せを全て諦めて、それに慣れてしまっている青柳くんも、顔以外に取り柄がないと自信をなくす浅桐さんも、ツライ状況にそっと目を伏せて幸せを掴みにいかない謙虚さのせいでモダモダしましたが、何だかんだで二人の想いが通じ合った時は本当に良かったなと思いました。その意味で、こういう二人には青柳くんの兄のように遠慮なくズバッと物を言う人が必要だったなと、青柳兄のナイスプレイにも感謝です。そして、いつもニコニコして、ささいなことにも幸せを感じる青柳くんの可愛さと一途さに心が浄化されました。二人の相手を気遣うやりとりや会話に本当に優しい気持ちになりました。
何よりも1巻での青柳くんの表紙はまさにこの作品の幸せと可愛さを表していて最高です。ゴミ屋敷を巣箱といい、巣作り癖と表すのも優しさだなと思いました。秋平先生の幸せの描き方は本当に素晴らしいと感じられる作品です。

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