カマキリ
」のレビュー

カマキリ

こなみ詔子

少年漫画として読むのが正解。

ネタバレ
2024年11月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ なにが良かったというと、最初は無邪気な少年だった要が、苦悩し、相手を慮ることで一人の男として成長していく過程ですよ。「運命は錯覚」という最後の台詞が要の決意を表して、ウサの囚われてた未来への不安を払拭していきます。あと、全体的に絵とコマ割りと台詞にシーンとした静けさが佇んでて美しい。p139なんかは、映像では良くある感じだけど、2Dの漫画でこういう表現は珍しく思わず感嘆の声をあげちゃいました。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!