皇帝と女騎士
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皇帝と女騎士

Team IYAK (winter・heyum)/G.M

シーモアでは3巻までしか読めないのが残念

ネタバレ
2024年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 別サイトで試し読みしてこちらで買うということを何度かしましたが、今回ばかりは待ちきれずそのサイトで買ってしまったほどの良いお話です。家族に死んでこいと戦場に追いやられ、絶対思い通りになるものかと必死で生き抜いてきた女騎士ポリアナ。女だというだけで周りからバカにされ、戦の功績も奪われ、先を見越した戦術は一笑にふされ、最後は仲間を逃がすため囮となり帝国の捕虜となる。ここでも女だというだけで処刑の前に辱められそうになり抵抗しているところを帝国の皇帝に認められる。女であっても騎士として自分を取り立ててくれ、ウインターという姓を与えてくれた皇帝ルクソス1世に生涯仕えるとポリアナは誓う。
ここまでもグッとくる場面は何度もありますが、終盤互いに思いあっているのに立場や性格のせいで踏み出せなかったりして、ポリアナが生き残るために諦めたり犠牲にしてきたことの多さに涙が何度もこぼれました。
あちらのサイトではレビューが文章で書けないのでこちらで書かせてもらいました。
ノベルの方は記録文書のような淡々とした書き方でしたが、コミックの方は絵が綺麗で生き生きとして縦読みでも読みやすかったです。
みんなに知ってもらいたい良い作品なので、サイトをまたいでレビューしました。
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