愛追うふたり
」のレビュー

愛追うふたり

仁嶋中道

読後感良かった

2024年11月26日
一樹の母親とママ活してる圭吾が知り合って、恋が芽生えてハッピーエンド~という流れかなっと読んだのですが、まぁ大筋はそうなんですけどキャラのバックボーンがガシッと組まれていて、だからストーリーに色がついて読後感がとっても良かったです。ママ活場面を知るのも、ただ偶然目撃とせずにバイト先で聞いてとか、そこで圭吾と顔をあわせていたりとか、バイト先は親戚のお店とか、細かい設定や演出によってキャラの肉付けや背景が作られてるから読んでいてストレスがなかったです。
一樹に対して圭吾の家族やバックボーンがほぼ描かれていないのも、このお話の中にある家族というテーマに強弱をつけていると思いました。
ママ活って、実際にもこうやって話だけ聞きたい、聞いてほしいっていうのが多いのかな?
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