死にかけ悪役令嬢の失踪~改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました~
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死にかけ悪役令嬢の失踪~改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました~

和泉杏花/ささきさ/鈴ノ助

完結まで読めば印象は変わるでしょうか?

2024年11月26日
立ち読みを読んだ時点では興味を持ったのですが、転生してきた異世界は、空に浮かんだ幾つかの島で成り立っていて、海は眼下に見下ろして、一般的には人々は手も触れられない遠い存在だという設定ですが、この世界観がお話に全然生かされていません。
そして。主人公が転生した意味は・・・?前世でスキューバーダイビングのインストラクターをしていて海が好きだったという設定が必要だったからでしょうか!?ゲームの中で公爵家を追われる悪役令嬢だった記憶も、その後の展開に必要があったのか疑問でした。
主人公が「魔物島」に送られる経緯や、王太子の婚約者の座を義妹に奪われた理由、義母の粗相を、何故主人公が魔法で片付けなければならないのか等々、色々な事が説明不足で・・・。
まだ1巻しか読んでいませんが、ここまでされた家族への制裁がスカッと描かれている事を望みます。
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