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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 悪役令嬢は氷の貴公子の秘密の婚約者

    大庭そと/クレハ

    「モニカ」にもチャンスはあったはず
    2025年4月28日
    総39頁の短編なのでレビューで皆さまが感じられたように、読み手の気持ちで登場人物への評価が分かれるようです。
    本編を一度読んで、レビューを幾つか流し読みして、自分では感じ取れなかった部分への他の方の感想などを知ることができて、すごく奥深い作品に感じました。
    「悪役令嬢」モノが沢山 世に出てきて、色々な立ち位置からの物語が創り出されたからかもしれません。

    本作の脇キャラである「モニカ」は下心があって「悪役令嬢」と呼ばれる「エミリア」に近づいたのかもしれないけれど、自身の婚約者を紹介するまではいい関係を築けていたと思うのです。
    それを「善」とするも「悪」とするも、やっぱり本人の心根ひとつなのではないのかな。誰かを欺こうとする心は、誰かから欺かれるかもしれないと知っておくべきでしたね。
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  • 結婚は予定日のあと【単行本版】

    山本巳未

    より深いお話でした
    2025年4月27日
    価値観は人それぞれで、生きていく為の糧になるのであればどんな結論を導き出そうと尊いことだと思います。
    ただ、世間一般の考え方というのも全く無視できるほど強くもない訳で・・・。
    そして純粋に子供が欲しいと望むことは、抗えない性(サガ)のような気もするのです。

    本作は物語の結末が予想とは異なる意外さがありました。
    とてもデリケートな部分で、望んだ結果には及ばないだろうという時点での生き方を見つけていくお話。
    二人が同じ方を向いて生きられるのならそれはとても素晴らしいことだと思います。

    とても良い作品でしたが、ヒロインの32歳での焦りは、晩婚化で出産年齢も上がってきている現実からすると乖離がある気がします。
    年齢設定がもう少し高かった方が、より説得力が深かったように感じました。
    いいね
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  • 婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝国の皇弟殿下と結ばれる

    高岡ゆう/参谷しのぶ/雲屋ゆきお

    タイトル回収で完結でよかったような・・・
    ネタバレ
    2025年4月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻の最初の第13章で、ヒロインの王太子との婚約破棄から物語冒頭の二番目の婚約者の裏切りのエピソードと、異世界転移してきた聖女を裏で操る黒幕の断罪までの一連の事件が解決します。そこまですごく面白かったです。
    ラノベ1巻分をコミカライズ2巻強で収められるのは大変だったでしょうし、少し急ぎ足だった印象を受けました。

    3巻巻末で、次のエピソードが大きく動く余韻をもってつづく・・・となりますが、
    すみません!この先にはあまり興味が湧きません。
  • 山口くんはワルくない ベツフレプチ

    斉木優

    キュンとかピュアとかの詰め合わせです!
    2025年4月25日
    出会いのエピソードや学校行事などはよく見かける学園モノなのですが、それらが退屈ではなく物語に引き寄せられてしまうのです。
    作画も荒削りで決して上手いとは言い難いし背景ももっと描き込んでほしいのですが、キャラの表情は豊かで、誇張して表現されるところは突き抜けて恐かったり凍りついていたりと、思わず笑えてしまうくらいテンポが良いのです。
    デフォルメはとても冴えがあります。
    ヒロインのぐずぐずハッキリしない感情は焦ったくも感じますが、ずっとその態度ではなくスパッと言うことは言う潔さもあります。
    ヒーロー「山口くん」の表情と関西弁は良いマッチングだし漢前だし。
    初めてのお付き合いのなんと初々しいことか!
    ただ お話はどんどん進んで巻数が増えてもまだ高校一年生。
    某作品のように、あの頃までは良かったのに・・・なんて評されることがないように、良い着地点を迎えて欲しいなぁと思います。
  • やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中

    柚アンコ/永瀬さらさ(角川ビーンズ文庫)/藤未都也

    シリアスとギャグ織り交ぜて爆進中
    ネタバレ
    2025年4月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「クレイトス王国」の王太子15歳の誕生パーティーの席で、初対面で求婚された辺境伯令嬢「ベル」10歳。
    膨大な魔力量以外何の取り柄もない自分を必要だと王太子が求めてくれた事に有頂天になって恋をしていた「ジル」。
    王太子の実の妹姫との不実を知った翌日から迫害され死に至った刹那、人生が巻き戻る。
    同じ道は辿るものかと、求婚からのがれようと逃げ回った末咄嗟に掴んだ手は隣国「ラーヴェ帝国」の皇帝「ハディス」だった。
    原作と作画のタッグを組まれる作家さまの前作『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』もすごく面白かったのですが、コチラもキレッキレのヒロインが、一度目の人生で知っていた記憶で様々な事柄や事件をを回避すべく奔走する姿がかっこいい!
    「ハディス」の料理上手は物語に潤う笑いをもたらす為のスパイスかな!?
    7巻まで読了。
    いいね
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  • 王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思います

    南乃映月/狭山ひびき/硝音あや

    初めから ちょっと矢理がある設定
    ネタバレ
    2025年4月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻で一連のおおまかな主軸のストーリーが解決します。
    そこに至るまでの進行が曖昧で解りにくいことが残念の一言。
    ヒロインと侍女のお話を和ませる為だけのふざけた会話は必要性を感じませんし、婚約破棄シーンからの第二話で、別室に移った第二王子とのやりとりも無駄な尺に感じました。
    タイトルにインパクトを持たせたかった意図もわからないではありませんが、「バカ」のフリをしろの言われて行っていたフリの内容が言葉だけの説明では納得しづらく、陰で沢山の机上の雑務をこなしていた事や王室図書館への出入りの頻度を周りに気付かれないはずはないと思うのですが・・・。
    王太子の母である王妃とヒロインが婚約破棄後に初めて会話をするというのもすごく変ですし賢い素養も知らないようだし・・・その場面での隠された真意を推察するようなやりとりも場面としてすごく思わせぶりに描かれていましたが、意味があるようには感じませんでした。
    フィクションなのだから大目に見ていればいいのでしょうが、な〜んかモヤモヤするお話だという印象です。
    4巻まで読了。
    いいね
    0件
  • ユメかウツツか

    咲坂伊緒

    作家さまは応援したい!
    ネタバレ
    2025年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 星5をつけたいのに、何かが物足りない。
    主人公「いろは」は幼い頃両親を亡くし祖父に愛されて育ったが、幼少期のトラウマで人と上手くコミニュケーションがとれない為無口でそっけない人と言われるようになっていた。(吃音とか言い淀みのような喋り方なのかと想像する)
    ひとりぼっちの寂しさを埋める為「イマジナリー(架空の)」人物を創り上げて会話していた。(ここで、えっ!ファンタジー!?って思ってしまった)
    1巻の時点では物語の始まりに何となく方向性が見えなくて、物凄くドキッ!とする場面とかもあり(このシーンいいなぁと思える)流石のベテランさま、作画も上手い・・・との印象を抱きつつも全然萌えなくて・・・。
    (あの『ストロボエッジ』や『アオハライド』のようなキュンキュンが欲しい!)

    でも2巻ではそのファンタジー色も影が薄くなり(「いろは」がだいぶしゃべれるようになってきた為)ヒーロー「阿久津」くんに恋心を覚えてきて、彼の留年の理由にもなる事情の一助になりたいと物語が進展していきます(少し私のトキメキ復活)。
    巻末での「いろは」のヨコシマと自覚する想いの先の展開に期待します。
  • だんドーン

    泰三子

    めっちゃ面白いです!
    2025年4月19日
    作家さまが警察官経験者である事は知っていましたが、前作『ハコヅメ』も読んでいませんし、女性の作家さまだという事も知りませんでした。
    『ハコヅメ』一部の完結から二部に取り掛かられるのをお休みしてまで描きたいと熱望された本作品との事。
    その間に信頼されていた旦那さまの逝去と子供さんを育てながらの執筆、もうそれだけで応援したい気持ちがいっぱいになってしまいます。
    お話の端々に散見されるエロい表現と下ネタ、まさか女性の作家さまとは思いませんでした。でも、時々差し込まれるこの笑いを誘う場面も、後を引かないサラッとした展開で、この世界観に慣れてくるとクスッと笑わされてしまいます。
    4巻で『桜田門外ノ変』が描かれていますが、当初は物語はココから始まる予定だったそうです。
    近代警察の礎となった「川路利良」が主人公との事で、その前の段階から描いていただいたおかげでこのお話に深く入り込むことができました。
    『明治維新』前後の躍動と変革の時代、誰にスポットが当てられるかで色々な物語が生まれ伝えられてきたと思います。
    重い歴史の一画を担う役を、普通の人間が自信を失いながらも全うしたという事実。当事者の辛く苦しい運命に思いを馳せ、やっぱり感動してしまいます。
    (いやぁー、知りませんでした「川路」)
    作家さまは史料を読み込み、専門家の方に話を聞かれ、現地に足を運ばれ、沢山勉強されてお話を進めていらっしゃるようで、その様子なども間話で知ることができます。史実に忠実に描いてくださるおかげで読者も新たに学ぶことができます。
    薩摩藩や長州藩、江戸幕府の思惑。解ってはいても惹きつけられます。
    現在5巻読了。
    作家さまのネームのセンスやコマ運び、上手いなぁ。
    1877年の『西南戦争』まで描かれるのでしょうか!?
    「川路」の生涯でしょうか!?
    完結まで見届けたい作品です。
    『ハコヅメ』も読みます!
  • 団長様の甘い誘惑

    蓮実アラタ/彩田ぐみ

    何故か馴染めません
    2025年4月18日
    カッコいい毅然とした騎士団長という設定なのにビジュアルが可愛すぎて、言葉ひとつをとっても浮いている感じがしてお話に没頭できません。
    かりそめの姿で挑むコトを為すための夜会でも、潜入という前提を設けなければならない理由も仮の名前も安易すぎる上に(原作はなろうR18のようですが)そこまでの進行も雑に感じました。
    物語の主軸である騎士団長と魔術師団長が協力して調査する「マヤク密売」と「悪魔信仰(サバト)」の在り方も薄い気がします。

    王家の秘密とヒロインの関わりが1巻最後に余韻を持たせてくれるのは、少し期待を持てそうではあります。
  • 波うららかに、めおと日和

    西香はち

    激動の時代のひとときの凪のような
    2025年4月17日
    無骨で素直な言葉を口にできない旦那さまと、4人姉妹で男っ気が父親しか知らなかった箱入り娘の奥さまが、顔も知らないで結婚し少しづつ打ち解けてだんだん夫婦になっていくお話。
    時代考証をしっかりされていて、現在からすると珍しい生活の仕方や街並み、又、海軍の在り方など興味深く読み進められます。
    昭和初期のお話の設定のようで、これからの激動の荒波を二人で乗り越えていかれるであろう人生を描かれるのでしょう。
    年を取ったふたりが小春日和の縁側で、お茶でも飲みながら微笑み合う最終話が想像できるようです(^-^)
  • BFF

    小花オト

    この世界線に馴染めなくてすみません
    ネタバレ
    2025年4月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻を頑張って三分の二ほど読み進めて挫折しました。
    この笑いのセンスについてゆけません。
    部屋ごとワープしたのが超能力の類の漫画だったか・・・と思いましたが、店長にとっては普通の行動のようで・・・。
    憧れの彼女もかなりアレな方で・・・。
    こういった作品の楽しみ方が解らずすみません。
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  • 社交界の毒婦とよばれる私~素敵な辺境伯令息に腕を折られたので、責任とってもらいます~

    霜月かいり/来須みかん

    私も待っていました!単行本版
    2025年4月13日
    単話で試し読みをしているうちに待ちきれなくて、同じ絵師さまの『悪人の恋』を買ってしまうほど気になっていました。
    まず、悪役令嬢を逆手に取ったような展開とキャラの特徴を存分に発揮された表情に惹かれました。
    そしてヒーローのどこか能天気なのに鼻で人物の善悪を見抜ける嗅覚に、本作の明るさを見出して、なんだかホッとして読み進められそうです。
    生家の父親の隠された闇がどんなザマァに繋がっていくのか、楽しみに待ちます。
  • 大公妃候補だけど、堅実に行こうと思います

    渡まかな/瀬尾優梨/岡谷

    ヒロインがふたりいる
    ネタバレ
    2025年4月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻まで読了。
    4巻の18話でラノベ1巻分終了という事でタイトル回収も終わるようです。
    ここまでのあらすじは、太公妃候補になって登城し他の候補令嬢たちと妃が決まるまで過ごす1ヶ月のお話なのですが、王太子の存在が薄かった事で何となくご縁があるお相手は違うのかも…と先の展開も予想してしまいました。その主軸のブレに感じる部分が物語の盛り上がりに影を落とした感じで、主人公がいまひとつ輝けなかったかなぁと思います。
    ラノベ2巻の宮女としての生活編にはあまり興味が持てない感じで・・・。丁度「カクヨミ」で一番のクライマックスシーン(恋の成就)が読めるタイミングだったので、もう満足しました。
    展開が、大事とも思えない言葉やエピソードを拾うので、寄り道というか蛇足が多くスッキリしませんでした。
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  • ラチェリアの恋【電子限定特典付き】

    みなみ恵夢/三毛猫寅次

    辛すぎる!
    2025年4月11日
    物語の舞台となる『ガゼル王国』の第四王子である「ブラッド」は、亡くなった母親の身分が低かったため離宮に追いやられ誰からも顧みられない存在として寂しく育っていた。ただ、国の宰相とその娘「ラチェリア」だけが陰から支え慈しんでいた。
    二人は親友のような存在ではあったが、ラチェリアの心の奥では密かに恋心が芽生えていて・・・という流れ。
    お話は始まったばかり。この1巻時点ではヒロインは何ひとつ報われず辛いことばかり!(読んでいて息切れするくらい苦しい)
    原作ラノベは3巻完結になっているので、それほど長い話ではなさそうなので落ち着くところに落ち着くのかなぁとと思って、少し気持ちを宥めています。
    3話でのブラッド視点では後悔の思いが最初に語られています。けれど、第五王子はなぜ殺されなければならなかったのか!?敵対する「アラモアナ」嬢の真意は何なのか!?王妃の思惑は!?
    続巻が待ち遠しくて、やっぱり単話を覗き見したくなってしまいます。
    ラチェリアの本当の幸せを見届けたいと思います。
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  • 弱火の魔法

    衿沢世衣子

    面白い発想
    2025年4月10日
    異世界転移…近頃はコチラの世界から何処か知らない場所に転移するのではなく、アチラから現在日本にやって来るというパターンを幾つか散見致します。
    本作は、異世界転移してきた大魔法使いが魔力を失い、唯一の魔力を蓄える方法の「本を読む」という事が呪いでできないため、主人公が助手として本の栞の紐として、ヒトが持つ心の中の本を一緒に読んでいく。本を読む事で、本の持ち主である当事者や関わる人の救いになって再生へとつながる。そして魔力を蓄える協力をして大魔法使いを元の世界に帰してあげようとするストーリー。
    発想はおもしろく他には類を見ない作品。
    ただ画力が少し伴わず、本の中へ入って行き持ち主の過去を回想する時に漫画ではなく言葉で表現され、一番大事な場面へのクローズアップが薄く、全体的に起伏の幅が狭い作品になっていることは残念な気がします。
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  • 恋するリップ・ティント 分冊版

    楠なな

    表紙のカラー絵の美しさに惹かれました!
    2025年4月9日
    瞳の部分を拡大してみると、その美しさが増します。
    デビューのキッカケがご自身でSNS上にイラストを発表されていたのが始まりとの事。
    初めての連載…とても緊張していらっしゃるかもしれないと思うと、それだけでムッチャ応援したくなります。
    確かにモノ言わぬ作画のイラストの完成度に比べると、動きのある漫画では色々な表情をキャラに与えなくてはならないので少し見劣りはするかもしれませんが、読み切りをいくつか描かれているのを見ると、作画もどんどん進化していらっしゃるようです。
    物語としては、無料で立ち読みできる分では主人公の魅力は解らないかもしれませんが、読み進めていくと、親友の女の子が「大きな声で思ったことをすぐ口にして、そしてそれがとっても前向きな言葉で背中を押してもらえる気がする」と言うように、ポジティブで物事に立ち向かっていく性格だと思えてきます。
    そして、容姿に関して勝手に周囲が騒ぎ立てて、実は孤立するしかなかったヒーロー先輩の、ちょっと麻痺した感覚がどう変化していくのか楽しみです。
    新しい作家さまを全力応援しています。
  • 悪役令嬢のデレは俺だけにバレている

    Crosis/松尾葉月

    顔を掴んで争う顔芸が見事!
    2025年4月5日
    1巻のギャグテイスト強めな冒頭はまったく馴染めず、高評価に釣られて読み始めた事を後悔していました。
    ゲームの世界の主要キャラである第一王子に転生して、前世の記憶から推しであった悪役令嬢を救うと決めた動機も少し薄いと感じていました。
    けれど、ゲームでの、覚えている限りの悪い影響のイベントなりシナリオは全て潰してヒロインを守ってきたものの、ストーリーは確実に変化していて、思いもかけない展開になっていく中奮闘する王子は健気。そして一途。
    顔芸というか、争って顔をつかみ上げる描写等は突き抜けていて絵師さま上手いです!
    ゲームでのヒロイン、本作での対峙する悪役が役柄に徹して悪いヤツなのも良かったです。
    この悪役が登場する1巻終わりから俄然面白くなってきました。
    よくまとまった3巻でした。
    いいね
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  • 海神の娘

    白川紺子/さるマ

    残酷な生い立ちからの掴み取る未来
    2025年4月3日
    お話の冒頭は0話から始まります。
    世界地図の南の端にある4ツの島は、「海神(ワダツミ)」なる神を信仰し島の領主もその嫁も、海神に仕える巫女王の「宣託」で決められ、それにより加護を得て繁栄すると言われていた。
    物語としての独特の世界観があるので初めは馴染めない感じではありますが、理解するとグッとお話に入り込めると思います。
    1巻完結のオムニバス作品で、0話に出てくる4人の花嫁の4ツの島での嫁いでからの物語でしょうか!?
    既刊2巻。
    「海神の娘」として宣託を受け島に渡るまでは、過酷な運命に翻弄され残酷な生を受け入れて暮らしていた少女が、島では穏やかに生きていたものの、又それぞれの島に嫁いでいく事で、島の慣習や人々の思惑・陰謀に巻き込まれ・・・という流れ。
    とても惹かれる世界観でした。
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  • 本命じゃなきゃよかったのに

    水谷愛

    アンビバレント
    2025年4月2日
    人間の複雑な感情の相反する考えを同時に持つと、答えを出すのは難しい事なのかも。
    ずっと昔、萩尾望都先生が自身の作品に「アンビバレント」と表現されていたのを思い出しました。〝答えを出さない、読者に考えさせる。読者に想像力で賄って欲しい〟という考え方との事。
    ひとつの作品としてはこうゆう終わり方があってもいいのかもしれません。(どうなるのだろうと惹き込まれましたし)
    でも、作家さまの描(エガ)き方で読み取れることはある気がします。クズな忘れられなかったオトコ「嬉野」の隠された本心。
    まぁソレは、読み手としての想像だけではありますが・・・。
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  • 悪役令嬢に転生失敗して勝ちヒロインになってしまいました

    御守リツヒロ/柚原テイル

    ぶれない推しへの愛の深さ
    ネタバレ
    2025年3月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界転生して悪役令嬢へ‥というのは、流行り出しての物語の定番で、いく通りもの違った展開へと沢山の作家さまが描かれています。
    現実世界では存在しない「乙女ゲーム」なるRPGモノ。
    それを思えば本作は、言わばストレートな正道の物語なのかもしれません。
    現在日本でそのゲームを修練した病弱な少女が命が尽きたと同時に異世界へと渡る。定番「悪役令嬢」へと転生か…とぬか喜びしたのも束の間、その実、転生したのは王道ヒロインだった‥という本来ならヒロインがヒロイン役になるのは当たり前なお話。
    ただ、病弱だった前世の少女が体験できなかった学生生活を満喫し、恋多きヒロインを封印し推し一択で友情関係を育み、仲間との絆を深めていくゲームの世界とは違った道を辿るという物語。
    魔王と対峙するクライマックスはあるものの、穏やかな印象の作品でした。
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  • 盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ

    深山靖宙/小早川真寛/凪かすみ

    優秀すぎる主人公
    ネタバレ
    2025年3月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 中華風後宮が舞台の謎解きストーリー。
    盲目でありながら後宮で帯の模様の糸を何段と数で数え機織りする宮女が主人公。
    単調な作業ではなく柄を織り上げていく難しさを、たったひとりの助手を従えて仕事ができるのかどうかは解りませんが、設定自体色々無理がある気がしてしまいます。
    盲目であるが故に皇帝の歩き方で秘密を見破り気に入られてしまう流れは納得できますが、数々の事件を話を聞き現場に赴くだけで全てを悟る進行は、幾度目かの事件を経て「そんなモノ」と何となく納得させられてしまいます。
    けれど主人公だけがあまりにも抜きん出て優秀すぎてそのうえ美しいとなると、物語としては単調になってしまいそうです。
    3巻で皇帝から皇妃になるよう請われますが、双子の皇帝の両方から愛されるという設定には何だかモヤッとします。
  • お姉ちゃんの翠くん

    目黒あむ

    読み進めるのが辛い!背徳感の匂い
    2025年3月27日
    タブレットの大きい画面で見ると一巻ずつ内容が少しだけ書いてあるんですよねぇ。それを読むと辛い恋に突き進む主人公が思われて胸がザワザワします。
    無料1巻を読んで、この先を読むか迷っています。
    7巻8巻まで進むと納得もできるのかもしれませんが、それまでの道程は辛すぎる( ̄^ ̄)ゞ
  • 拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます

    紬いろと/久川航璃/あいるむ

    読者の気を引くための設定にまんまと!
    ネタバレ
    2025年3月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 結婚して八年もの間一度も顔を合わせる事なく婚家での生活を続けてきた主人公が、戦争終結の為帰還する夫と初めて会い、離婚してほしい思いとは裏腹な、唐突な賭けを持ち掛けられるという読者に興味を持たせる為の奇抜な展開に、確かにまんまと気になる作品になってしまいました。
    単話で少し読んでいた時にはとても魅力的に感じていた物語でしたが、現在単行本3巻。
    領地でのアレやコレやは二人がお互いを見知るために必要な時間なのでしょうが、なぜか間延びした印象を受けました。(1巻でレビューを書いていたら星は5だったと思います)
    最初のエピソードの大きな柱としては軍のクーデターという事件がクライマックスと思われますが、これから明かされるであろう首謀者との関わりも、回りくどくわかり難い気がします。
    原作ラノベも今回の件が落ち着くと次のエピソードへと移るようですが、沢山の「章」が用意されていて・・・長い!
    とりあえず、今の事件が解決するまでは読み進めてみます。
  • 自由気ままな精霊姫

    比良純香/めざし/しょくむら

    ザマァが全然スカッとできません!
    ネタバレ
    2025年3月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お好きな皆さまには申し訳ありません。
    物語全般的に辻褄が合わない気がします。
    3巻まで読了。
    プロローグの展開では言葉も発しないボーっとした佇まいで何もできない抜け殻のような主人公「オリビア」を、異世界転生してきた妖精のような姿の意識がある方の「オリビア」がオロオロしながら心配している展開。義母と義妹に虐げられている日々を送る中、唯一の救いは幼い頃会っていた財閥の息子「シリウス」の存在だった。
    ・・・までは良かったのですが、亡くなった実母の真実とそれを知る存在「シリウス」の父「ダリル」。精霊の物語として国中に知れ渡っていたであろう重要事項を国王はじめ誰も信じていないという不思議と朽ちてゆく「サイフォード領」の住民の様子がおざなりになっている物語の進行。そして亡くなったと思われていた実母は子供を儲けた夫ではなく唯一祝福を与えた「ダリル」と共に身を隠す・・・って何故!?(ここんとこネタバレになってしまってすみません)娘は屋敷で虐げられていく未来なのに・・・???。
    義妹に目を切りつけられてどんな高価な魔石を使っても治癒できなかったのに、自我を取り戻し妖精の力を使えるようになった主人公は、自分の受けたその傷をいとも簡単に治してしまいます。だったらこのクダリはお話に必要だったのでしょうか?
    スッキリしない進行に???がいっぱいで納得し難い気持ちです。
    いいね
    0件
  • 天傍台閣

    弓庭史路

    最初はとっつき難い印象を持ちますが・・
    2025年3月22日
    この物語の世界観や言葉の意味を理解するのに手間取りました。
    1巻前半までは、あー、期待しすぎたかなぁと・・・。
    タイトルの『天傍台閣』というのは特別な力を持った術者の統治機関の名称で、穢れや瘴気から発生した「禍獣(カジュウ)」なる化け物を祓い、駆除する役目を果たす所のようです。
    物語の始まりには魔物との闘いというよりは、組織や人間の裏側に隠された個々人の我欲や陰謀などが隠されているようで、自由に動けない主人公の背景に切り込んでいるように思います。
    物語の中で「栄枯盛衰は世の常」と語られますが、日本の未来のような過去のような、そんな世界観です。
    表される地図も、日本地図を縮小したような、昔の地域の名称が使われています。
    漢字も多くて難しいです。
    『呪術廻戦』も完結して寂しいし、壮大なスケールのコチラの作品に期待したいところです。
  • フシノカミ

    黒杞よるの/雨川水海/大熊まい

    興味深い。知識の宝
    2025年3月22日
    前世の記憶がある少年が、現実世界の辺境な片田舎での不便な生活を少しでも過ごしやすくするために、沢山の本から知識を得て文明の利器に辿り着こうと、村の人々も巻き込みつつ成長していくお話のようです。
    古代文明の文字の解析は、前期と後期で使われていた文字が違いなかなか前途多難で、師と仰ぐ「フォルケ神官」と少しづつ進めながら、他方でアロエ軟膏作りや養蜂業へと手を広げていこうとする2巻まで読了。
    転生とハッキリ記されている訳ではないのですが、チート能力などが存在しない世界で読書の知識を積み上げ無双していく未来でしょうか!?読み進める前でもありますし、星は期待を込めてとりあえず5にしておきます。
  • 悪役令嬢の兄に転生しました【電子単行本】

    よしまつめつ/内河弘児/キャナリーヌ

    兄、前途多難
    2025年3月20日
    現在日本の普通のサラリーマンがゲーム途中で突然死。
    やり込んでいたゲームの世界に記憶を持ったまま異世界転生、悪役令嬢の兄になっちゃった模様。
    生まれたばかりの天使のような妹の破滅ルートを潰す為、幼い頃から暗躍するお話。
    お話は丁寧にゆっくり進みますし、前世での大人の中身と努力で、攻略対象の相手を闇落ちから救い各ルートをひとつづつ軌道修正していきます。
    面白くないことはないのです。
    でも、ラノベでは9巻で完結となっていますが、原作の作家さまはWEB上で続編を書かれるとの事。
    乙女ゲームとは現実の世界では存在しないらしいのですが、この設定自体はテンプレで沢山の違う進行の作品を読んできました。
    それでも結末は想像できる範囲。
    完結を見届けたい自分としては、本作のこの先を読み続けるかは悩みます。
  • 出戻り(元)王女と一途な騎士【初回限定ペーパー付】【電子限定特典付】

    早瀬いつか/イチニ/氷堂れん

    この作品、良かったです!
    2025年3月18日
    大きくも小さくも無い適度な資源と気候に恵まれたそこそこの国「ライツヘルド王国」の第三王女「アデル」。
    巷で評判の小説を読むのが大好きで、そして読んだ小説の中に自分を落とし込んで妄想するのが趣味で、姉妹たちと楽しい毎日を過ごしていた。
    けれど世情の変化に伴い他国の後宮に側室として入ることを兄王太子に提案され、王女としての矜持をもって赴くことを決断する。
    素直で屈託がない性格だけれど立場の重みもわかっていて・・・明るい物語進行の中ではありますが、抗えない運命には胸がズキンとする場面もあり、はたまた、現実に突飛な妄想を巡らせ笑いを誘う場面もあり・・・コメディーなのですが、ドタバタしたおふざけがある訳ではないのでなんだか優しく癒される感じがします。
    初恋をおいて嫁いだ王女が未亡人になって帰ってくるところから物語は始まります。
    なんだかとってもホッコリなれました。
  • 針子の乙女

    ゼロキ/雪村ゆに/竹岡美穂

    異世界転生の意味は3巻でわかります
    2025年3月17日
    いゃあ〜 侮っていました。
    私も低評価の方々と同じく物語が始まったすぐ(2021年)に2巻まで読んで、良い印象を持たないまま離脱していました。
    レビュー書いたつもりでいましたが、なんだか消えてる??・・・(今は無い単話版とかに書いたものだったのかも)
    何せ、夜会のドレスがミニスカ・十数年の経験を持つベテラン侍女がツインテール・国王の婚約者のドレスが前夜のモノと翌日の普段着が同じデザイン等々ツッコミどころ満載なのですが、今回パワーアップで読み返して3巻まで辿り着くと、異世界転生の意味と、この後に続く始祖の精霊「国布守様」の呪われた手とタペストリーの修復への道程が始まる理由などが描かれていて、なんだか面白くなってきました。のでとりあえず星は5にしておきます。
    ただ、このお話が始まって5年ほど経ちますが、ラノベの方の進行も遅く、又記憶の中に埋没してしまいそうで心配です。
  • 戦場の聖女 ~妹の代わりに公爵騎士に嫁ぐことになりましたが、今は幸せです~

    鬱沢色素/朱城怜一/呱々唄七つ

    何が残念か考察
    ネタバレ
    2025年3月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作は読んでいませんがまず漫画としての完成度が今ひとつ。
    気になったのが赤ちゃんのデッサンと座った状態の作画。そしてセリフの蛇足に感じる会話の中のジョーク。
    お話の始まりが唐突で無理矢理に感じるのは、生い立ちの説明が足りないせいでしょうか!?
    侍女であった産みの母は主人公が育つ過程で存在したのか?
    治癒魔法が軍医という解釈は新しいのに、軍医になった経緯も父親の一言だけなのは薄いような・・・。
    ラノベのレビューを読ませていただいて、これからの「ザマァ」にも期待ができないのだったら、すみませんが続きを読みたい気持ちが湧いてきません。
    いいね
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  • 余命宣告からはじまる婚約者様との最期の一年

    八橋はち/海野はな

    美しい絵
    2025年3月15日
    立ち読みで作画の美しさに惹かれ、いいところで読めなくなる壁に負けて購入。
    いい塩梅の纏まり方でした。(総47頁)
    一度目に読んだ時気になる部分に違和感を覚えたのですが、こんなに短いと何を書いてもネタバレになってしまいそうで・・・。
    でも、最初に「あ、いいお話」と感じた印象を記するだけでいいかな(^^)
  • 異世界で姉に名前を奪われました

    NiKrome/琴子

    神殿長レヴィエンさまがキーポイントかも。
    2025年3月14日
    4巻読了。原作の琴子先生の作品は大好きでほとんど読ませていただいています。
    3巻末の「ヒキ」が物凄くいいところで終わったので4巻はクライマックスになるのかと、とても期待していましたが何となく肩透かしで残念でした。
    「イチカ」と「ノア」の想いの温度差が、前世に残してきた両親の嘆きと天秤にかけた時どう動くのか!?
    神殿長レヴィさまの言葉の裏に隠された「何か」があるのかも・・・。
    4巻末も気になる終わり方で、続きがとっても気になります。
  • 失恋!やけ酒?まさかの朝チュン!? でも、訳あって屈強な旅団長とモフモフに懐かれました!

    冨月一乃/星彼方

    髪型は・・・確かに・・・
    2025年3月13日
    レーベルのフェアで全巻無料で読むことができました。
    ありがとうございます。
    レビューで皆さまが気にしておられる髪型は確かに独特で…これは作画の個性と捉えましょうか(^^)
    騎獣という初めて遭遇するモフモフ。それを従える騎士のような軍団の団長と、それらを取り締まる役所の女性とのロマンスを絡めた既定路線の内容でした。
    安心して読むことができましたが少しの物足りなさは否めませんでした。
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  • 外天楼

    石黒正数

    えっ、えっ、えーっ!!
    2025年3月11日
    初めから何やら大真面目に演じているような印象を受けるお話の表現でしたが、短編の全ての回が解決しているようでいて、見事な伏線が張られていて、1巻を通して繋がっている作品でした。(総237P)
    現在進行中の『天国大魔境』を読んだのが初めての作家さまとの出会いで、もの凄く独特の世界観をお持ちの方だと思います。
    お話の構成も上手い!絵も上手い!すっかり作家さまにハマってしまいました。
    初期の短編なども手に入れたので読み進めようと思っています。
    本作では、最後のページのイラストがまるで舞台のお芝居が終わった後のカーテンコールのような印象で、衝撃のラストシーンを緩和してくれる微笑ましい「救い」であったようにも思えます。
    作家生活25周年との事で、応援したい作家さまです。
  • 悪人の恋

    霜月かいり/荷鴣/鈴ノ助

    作画の線が細いのですが、見目麗しい
    2025年3月9日
    同じ絵師さまの作品で、『社交界の毒婦と呼ばれる私』を立ち読みしていてこの作品の存在を知りました。何を勘違いしたのか読み切り作品と思ってコチラを購入してしまい・・・。
    物語は始まったばかりですがラノベは1巻で完結のようなのでそれほど長いお話ではないようです。
    隣接した幾つかの国同士の思惑が重なり、どん底に突き落とされたヒーローが復讐を誓い近づくのが、大国の最後の血を引き継ぐ女王であるヒロイン。まだ1巻では、其々の立場やこれまでの背景を紐解くだけの説明のような展開なので、物語に霞がかかったような印象です。虚ろで覇気が無いヒロインに好感も持てません。
    でも、続きが気になります!
  • ご懐妊!!

    真條りの/砂川雨路

    思いもかけず良作でしたー
    ネタバレ
    2025年3月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 結婚のキッカケは確かに褒められた経緯ではありませんが、本作は『ご懐妊』してからのお話がメイン。
    妊娠中のアレやコレやがすごく丁寧に進行していきます。
    新婚さんや妊娠中の方にはその道の指針になる様な漫画です。
    4巻で、ヒロインが予定日を過ぎても全然陣痛の兆しがない事に苛立っていたのが、自分の経験を重ねて微笑ましくなりました。
    私も随分遅れたほうだったのですが、予定日には出てきてほしくて、住んでいた7階建てのマンションの非常階段を5回往復したのを覚えています🤪(それでもダメでしたが・・・)
    初めてのつわりは苦しくて、ただ座って、右を見てはハァー左を見てはハァーとため息ばかりついていたように記憶しています。
    でも、赤ちゃんを抱っこできる日をとても待ち望んでいたのは、ヒロインと同じ気持ちでした。
    次巻5巻が最終巻との事。
    元気な赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみに待っています。
  • 婚約破棄から始まる悪役令嬢の監獄スローライフ

    平未夜/山崎響/鍋島テツヒロ

    評価が・・・???
    2025年3月3日
    試し読みで気になったのですが低評価で申し訳ありません💦
    考えてみたら牢獄の中で過ごすだけではお話の広がりは望めないよなぁと・・・。
    本作は2019年に配信されてから続巻が出ていません!
    ラノベの原作は完結しているようです。
    コミカライズを読んで物語の設定や構成が納得できないコトが多く、1巻後半の「マーガレット」の一人語りや王子の側近「サイクス」の婚約者「マルティナ」の登場ぐらいからは・・・まぁ何と言ったらよいのでしょう😢
    作画の先生は上手いのに残念です。
    いいね
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  • nest

    一井かずみ

    作家さまは応援したいのです!
    ネタバレ
    2025年3月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さまの作品で『さあ 秘密をはじめよう』が一番好きでした。その前後の作品から現在までほとんど読ませていただいたと思います。
    本作は始まったばかりなのですが、何故か新作のワクワク感が感じられません。
    『nest』・・・すみか、隠れ家。
    居心地のいい場所を得る為の物語なのでしょうか!?

    私が作品に対して感じることは、ストーリー的にはよくある設定なのに、物語の前後が行ったり来たりしていて解りにくい気がしました。場面の「切り取り方」が物語を難解にしているように感じます。
    順序よく、同棲中の恋人のプロポーズに応えられずにお店を飛び出した所から物語が始まっていた方が劇的だったように感じるし、幼馴染の登場はもっと勿体ぶってもよかったように思えます。
    第5話を読んで、ここから始まった方が読者には入り込みやすかったかもしれないなぁと思いました。
  • 没落令嬢、貧乏騎士のメイドになります コミック版

    千世トケイ/江本マシメサ

    これはミステリーです!
    2025年3月1日
    ハァー😩
    4巻最後、もの凄く大事なところでつづく・・・です!
    この作品を知ったのはつい最近で、気付くのが遅かったので4巻まで進んでいるのを一気読みをしたからか、とっても好きになりました。
    地方の子爵家の五男坊で、地位も財産も無い騎士になりたての主人公「ベルナール」。宰相を務める伯爵家の一人娘「アニエス」という高嶺の花と出会うところから物語は始まります。
    人望もあり仕事もでき、正しい心根を持っている立派な騎士さまなのに「恋」に対してだけは疎くてウブでちょっと情けないヒーローですが、彼目線で物語が進行するので進展はちょっと停滞します。でもそれも全体を通して見るとかわいいエピソードでもあり、誠実な想いを表現する良いスパイスに感じます。
    脇を固める「オルレリアン家」の使用人「バルザック」一家も魅力的なキャラクターで、ヒーローの実家の実母や義姉も好感大です。
    絵師さまもちょっとぶっ飛んだデフォルメのギャグタッチからシリアスな切ない表情まで素敵です。
    物語は、騎士団の中で散見されていた疑惑と小さな事件が絡まり、何故「あるモノ」が狙われていたのかの疑問と、主人公二人に襲いかかってきた事件で大きく動くようで、ミステリー要素が強まって来ました。
    巻と巻の間隔が10ヶ月程あるようなので、次の5巻が出るのは夏頃でしょうか!?
    う〜、気になります!
  • ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います

    香坂マト/優木すず/がおう

    疑問がいっぱい
    2025年2月28日
    2巻途中でリタイア。
    主人公「アリナ」が一人で残業しているのが不思議。
    変身姿は身バレしたく無いのに露出多め。
    ソロ討伐は勤務中に行く訳ないので、仕事終わりか公休日‥とすると残業と何の変わりがあるのか!?
    A級冒険者パーティーでも苦戦する相手を、難なく倒せる能力はどこから???
    等々、何故!?と思うことが多くてお話に入り込めませんでした。
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  • 愛が重い騎士公爵は、追放令嬢のすべてを奪い尽くしたい。

    海原ゆた

    無料読みが多かった!
    2025年2月27日
    現在進行形で5話までの無料読み。
    嵌められますよねー。まんまと単行本1巻分の7話まで購入して単行本2巻を出版社かなんかのセールで購入。
    そんな所為もありシーモア契約して初めてというくらいのポイント枯渇におののいています。
    原作がある訳ではないお話の進行は、なぜ主人公が修道院に入れられたかをサァーッと言葉での説明。ここまではよくある婚約破棄までの流れと同じ。その後がオリジナルになっていきますが、TLなせいもありお話の進行はゆっくり。
    王国の陰謀が気になる私は、ストーリが進んでくれと願うばかりです。
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  • ダンダダン

    龍幸伸

    アニメで印象が変わりました
    2025年2月27日
    お話が始まって間もなくの頃、単行本1巻を読んで、下ネタに偏っていてアホっぽくてハマれませんでした。
    ところが少し前からアニメを何気なく見始めて、んんん・・・どんどん先が気になって一気見(数日かけましたが)してしまいました。あの時ダメだと思った主人公二人プラス脇キャラにも愛着が湧いてしまって・・・。
    ところが、ほとんどのアニメってキリがいい感じで一期終了になると思うのですが、本作、もんのすごい気になるところで終わってしまうのです。いくら二期が決まっているとは言えそんなに待てません!そりゃあ続きを読みに漫画に行きますよねぇ。
    作家さまも努力の人のようで、描き込みも細かく作画もどんどん上手くなられているようです。
    応援するしかありません!
  • 火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています

    山田こもも/浅木伊都/SNC

    大正おとぎ話的世界観
    2025年2月24日
    背景や状況場面の描写がしっかりされているので、物語の世界に入り込みやすかったと思います。
    現在単行本4巻。
    単話でも5巻分ほど。原作1巻末まではもう少しかかりそうな進捗でしょうか!?
    お話はゆっくり進みます。火の神「鬼灯さま」の住居・火蔵御殿(カグラゴテン)にやって来てからは、穏やかなエピソードが続きます。
    呪いの力によって醜い容姿になったとされる火の神は、主人公「小夜」目線で描かれるので見目麗しいイケメンです。自己肯定感の低い二人が、相手を慮(オモンバカ)って素直に自分の気持ちを言えなくてすれ違うのはイリイリしますが、少しづつその垣根も取れてくるのでしょう。
    3巻終わりには、小夜を虐げていた生家「石戸家」の現在が描かれていて、小夜の存在が無くなった綻びが出てきているような感じです。この先もっと大変な見返りを受けますように願います。
  • Re:blue

    加瀬まつり

    少女漫画だと理解はしていても・・
    2025年2月24日
    年下男子大好きだし高校生くらいのピュアなもどかしさが好物ではありますが、本作は作品の存在に気づくのが遅かったせいもあり期待しすぎました💦
    3巻まで読了。
    中卒で工場で5年働いて20歳。その蓄えたお金で高校に通いなおすお話。
    恋人同士のすっごくドキドキする場面や素敵な描写は沢山あります。でも、一人暮らしで、たった5年働いただけの蓄えで、バイトにいきりたつでもなく、学生を謳歌できるのか・・・と言う疑問が沸々と胸にわだかまり作品に没入できません。
    そしてかっこいい15歳のヒーローが発する言葉や態度が、もう大人すぎて・・・。
    たった5歳差のカップルなのにどうにも違和感だらけで、この先を読み進められるかわかりません。
    いいね
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  • 恋スルシカク

    南波あつこ

    扉絵が気になりました
    2025年2月22日
    『青夏』の作家さま。
    随分久しぶりな作家さまの漫画作品との再会と、扉絵の憂いを秘めた表情に惹かれて手を出してしまいました。
    本作の物語が動くのはこれからですが、冒頭、言葉が足りないすれ違いに切なくなって、押しの強いタイプには敵わないよなぁなんて思いながらも、この手の好敵手は重要な役回りでお話をかき回してくれるので、このお話も面白くなる予感大です。
    実家のレストランのバイトをしてくれている歯科医の息子「律」くんも、1巻では大学の学部がどこかは出てきませんでしたが、9歳の歳の差をどう乗り越えてくれるのか、それか、職場の上司の「桜井」さんとの仲は・・・!?
    期待して次巻を待ちます。
  • 獣王と薬草

    艮田竜和/坂野旭/ももちち

    魂の物語
    2025年2月21日
    魔族と人間の闘いで、魔王が倒されて20年後の世界。『葬送のフリーレン』が人間側のその後を描く作品であるなら、本作は魔族側の立場を色濃く見せるお話です。
    人間側の大勝利に終わった世界は、魔族が造った「ダンジョン」を攻略し宝物を漁る冒険者がひしめいていた。朽ちていくしかないその「城」が実はその根底に・・・とコレは物語の中で語られます。
    闘うしか術を知らなかった獣王「ガロン」が、仲間たちを差し置いて生き残ってしまった悔恨も含め医術を身に付け(これは5巻以降に明らかになっていくようです)、魔族やモンスターだけではなく人間へも救いの手を差し伸べ、心の絆を広げていくような展開。
    戦争は苦しい!第三者の目から俯瞰的にみても、それぞれの立場からそれぞれの正義がある。各々が自分の正義を信じ愛する全てのモノを守ろうとする。そう…憎き相手を殺してでも。
    けれど医者になったガロンは言います「冒険者がパーティを組みモンスターを倒す事よりも遥かに…命を救うほうが難しい」と。
    命への敬意を忘れてはいけない・・・この思いがこの物語の裏側に隠れているのかもしれません。
  • 大正學生愛妻家

    粥川すず

    ハァー💕癒されます!
    2025年2月12日
    物語の始まりは大正10年春。
    19歳の時、結婚間近で父親が大変な金額の借金を残し急死。その為結婚は破談。その借金を返しながら逆行の中健気にひたむきに頑張る女中さん「ふき」。
    お屋敷の旦那さまも奥様も女中仲間たちも、その人柄を認め応援してくれている。
    伯父の養子に出た次男が進学の為帰ってきた所から、人生大逆転の展開になっていきます。
    登場人物の誰も悪意のある思いも言動も無く、あれよあれよという間に物語は進むのですが、24歳と18歳の若夫婦の初々しいふれあいや日常が、何故かときめいてしまいます😃
    次巻は5月23日ごろとの事。アー、待ち遠しい・・・
    でも大正というと12年には関東大震災、それから怒涛の昭和に突入するわけで、名家の子息で優秀な学校に通う旦那さまは歴史の流れに大きく左右されるのかもしれないと思うと、時代的にも困難が待ち受けていそうで心配性のクセ💦が発動してしまっています。
    物語がどんな展開になっていくのか楽しみです。
  • 英雄と賢者の転生婚~かつての好敵手と婚約して最強夫婦になりました~

    藤木わしろ(HJ文庫/ホビージャパン刊)/西梨玖/へいろー

    少年漫画ですが少女漫画っぽいタイトル
    ネタバレ
    2025年2月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻読了。
    少女漫画に、できるヤクザさんやNo. 1ホストの方に「ただひとりの人」と溺愛されて守られて甘やかされて‥って、女の子の夢が詰まったような作品がありますが、本作は少年の願望に溢れているなぁと感じます。
    前世で好敵手だった相手と1000年経って同時期に転生して、前世のように絶対的に強くて、親にも認められた婚約者同士になれて、通い始めた魔法学院の寮では同じ部屋に住んで乙女チックな丸いベッドがひとつだけ‥って。
    ラブコメという作家さまの後書きがありましたが、ヒロインのデレやラブなセリフが浮いているように感じ、ヒロインの母・学院の院長・担任の女教員が全員同じように美しく若い(そう見える)設定もすごく違和感を感じます。
    物語の構成や世界観自体も、今世ではヒロインはエルフでは無く人間なのだから、1000年経った事に意味があるのかわかりませんが、学院で魔法技術を磨いて仲間が増えて夫婦になっていくであろう過程が描かれる今後のお話は、ヒーローの「魔法を使えない」という謎解きを含めても、あまりワクワクはできないなぁと感じます。
    いいね
    0件
  • 生活魔法使いの下剋上

    保志レンジ/月汰元/himesuz

    まだ1巻、冒険者未満
    2025年2月8日
    本作の世界観を説明するのに少し苦慮されているのだろうか!?
    作品としての評価が伸び悩んでいるように感じます。
    突如 全世界の文明を停止させた「D粒子」なるモノの存在が、魔物が生息するダンジョンを生み出し、影響を受けたヒトが異なった魔法を使える能力を持つようになる、退化したようにも感じる近未来の物語。
    面白く無いことはないです。
    作画担当の作家さまのダンジョンの様子を表した背景画は描き込みも緻密で丁寧です。
    ただ これから「下剋上」になっていくであろう展開を、生活魔法が劣った存在である事を学園生活で表現されたいのでしょうが、同僚や男子生徒の主人公に対する態度と、女生徒との会話等が何故か鬱陶しく感じられ、1巻前半は好感が持てませんでした。
    1巻読了時点では冒険者としての芽が出始めた所なので、もう少し読み進めてみたいと思います。
  • おじ転生~悪役令嬢の加齢なる生活~【単話】

    相葉キョウコ

    逆 転生!
    2025年2月7日
    中世の物語の世界のような所から現在社会に転生して…って作品は幾つかお見かけしてはいましたが、公爵令嬢が独り身のむさい51歳の中年おっさんに転生とか、大衆の面前での斬首断罪の刑よりも、もしかしたらもっとツライ償いかもしれません。そして転生した我が身は臭い!!😄
    この身で生きていこうと決意する主人公はえら〜い。
    色々笑える作品ですが、悶えて涙するおっさんの後ろには見目麗しい貴族令嬢の姿が…。綺麗な作画を描かれる作家さまなので、この落差が堪りません。そして、おっさんが可愛く思えてくるから不思議です。
    加えて、レビューを書かれている方々の多数が、公爵令嬢「クロエ」の口調になっていらっしゃるのが面白〜い😊
  • 私は選ばれない

    鈴宮ユニコ/碧貴子/whimhalooo

    叶わない想いの先の出会いだけど
    2025年2月6日
    本作1巻の最後に『どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます』の主人公二人が登場します。
    作画の先生がとても寄せて描いてくださっています。
    「レオネル」が『どうせ・・』にどう関わっていたか印象に無く、どこかに出ていたか確認する為に読み返しにいって、登場はしないのだと納得しました。
    先の作品に出てくるヒーローが、本作のヒーローに助言をしてくれたりしますので、『どうせ・・』を読まれてから本作を読まれる方が、より物語の世界に入り込む事ができるかもしれません。
    叶わない想いの先に出会った二人が、相手の気持ちばかりを思い遣って、素直な変わりゆく気持ちを表現できない不器用さに読者は焦らされる事でしょう。
    続きが楽しみです
  • 真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!(コミック) 分冊版

    橘皆無/彩戸ゆめ

    タイトル回収は18話で解決
    2025年2月5日
    暫くぶりに本作の続編に気付き読み進めてみました。
    ラノベの方も新しく書き加えられているようで、単行本3巻15話時点では間もなく完結するだろうと思っていましたが、どうしてなかなかお話が作り込まれていて、王国・帝国・共和国と隣接する国同士の思惑が絡まり、複雑なお話へと変貌していました。
    大陸がまだ一つの国「古代王国」だった頃からの言い伝えや帝国の後宮の地下に張り巡らされた迷宮のお話へと移っていきます。
    ラノベによると、な〜んとこの後も例の王国の「かの方」もまだまだ登場するようで、不思議な『鍵』の秘密なるモノが明かされていく過程が、スリリングでとても続きが気になる仕様になってきています。
    タイトルだけでは無いその後のお話、コミカライズでは完結までは長い作品になりそうでお付き合いできるか心配です。
  • 【合本版】精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたので、義妹の奴隷になるより追放を選びました

    多花葉ねみ/めぐめぐ(エブリスタ)

    なかなか奥深い!ストーリーだけなら星5
    2025年2月4日
    3巻読了。
    生きとし生けるものの中に精霊が存在し、その加護である魔法が人々に恩恵を与えて成り立つ世界が舞台。
    国を割った国王同士の対峙が、前世からの因縁と記憶が引き継がれ、今世で生まれ変わった始祖ともいうべき「精霊女王」を巻き込んで織りなす物語。
    精霊が力を貸す存在は心が清らかで正しい行いや思想を持てる人だが、「ギアス」なる霊具に強制的に精霊を閉じ込めて使う魔法は、心が清廉でなくとも誰でもが使え、精霊を使い捨てる道具であるコトがストーリーの本筋にあり、単に主人公が義妹に婚約者の王太子を奪われて国外追放になり、裏切った人たちにザマァするお話では無いようです。
    お話は面白いのに、時々は綺麗な画もあるのに、進行やコマ割りには違和感が無いのに、異様に長い足や手、何より「ルドルフ」の髭はいただけません!
  • 落ちこぼれ魔女と恋を知らない天才魔術師

    飴降あめり

    ストーリーには惹きつけられるモノがある
    ネタバレ
    2025年2月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さまの初めての単行本との事。
    当初は作画が人物で混みあっていて、背景や感情を表す明暗の表現さえなくコマも単調でとても読みづらく感じました。
    けれどストーリーの軸となる「魔力至上主義」の国に生きる者の、魔力があれば期待と競争に押しつぶされ、魔力がなければ様々な制限と差別に苦しむ・・・という現実に翻弄され、魔力暴走から主人公自身の魔力を手放す動機にもなった事と、作家さまが新人作家として読者の反響を見ながら物語を先に進めていくという手探りの進行にありながらも、終盤にかけてのサイドストーリーとの絡みも、よく出来ていると思いました。
    いいね
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  • 婚約者の浮気現場を見ちゃったので始まりの鐘が鳴りました THE COMIC

    えひと/あず真矢/コユコム

    評価下げてすみません💦
    2025年2月2日
    婚約者の浮気現場を目撃して、全てを終わらせても構わないとの覚悟で腹の底から大声を上げる・・・沢山の作品の中で主人公たちは呆然と言葉を失う描写が多いのですが、本作は試し読み部分でとても興味が湧くほど特別な始まり方でした。
    ところが読み進めると、全てがギャグテイストに大振りして恋愛模様のときめきがありません!
    作画も吹き出しの大文字の説明が多く、画面が騒がしくとても読みにくいと感じました。
    そして1巻終わりには、ヒーロー騎士が一緒に逃げる意味も何となく「わからないでもない」流れは読み取れますが、当初はなぜ逃げなければならないのかも、とても唐突に感じました。
    この後も新たな登場人物も出てくる様ですが、すみません!続きを読みたいとは思えませんでした。
  • おいしいからだ。

    青井うえ

    ヒロインの髪に清潔感が無い感じ
    2025年2月1日
    すみません😌
    扉絵には惹かれたのですが・・・。
    最初からストーリー展開が唐突で、ヒロインの妄想かと思っていたらいきなり「におい」からタッチの流れ。コレは漫画とはいえ許容できる範疇ではありません。家事を職業とする人への冒涜に感じます。
    電車での場面にもう少しときめきが欲しかった。そしてヒーローに惹かれる理由も、主人公が「むっつりスケベ」だからの他に何かエピソードがあるとよかったと思います。
    何より、ヒロインの髪のおくれ毛に清潔感を感じないのが一番残念!
  • おとなの恋は、やぶさかにつき。 単行本版

    たまこ

    デフォルメの絵がぶっ飛んでて好きです!
    ネタバレ
    2025年1月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 秘密のオフィスラブ・・・と言えばありふれていますが、主人公「コマちゃん」が底抜けに明るくて一途で一生懸命で、とっても好感が持てます。
    不器用で孤独な上司「森崎」さんの、自分でも掴みきれない自分自身の気持ちを持て余しながらも、駒子に真摯に向き合っている姿もヨキです。
    横恋慕の後輩「南谷」くんは、場の空気を先に読み気を使いすぎて疲れるくらいいい人で、同情してしまうくらい片思いに苦しんじゃってて辛いです。
    4巻ですれ違いが発生。
    穏やかだったおつき合いに翳りが・・・。
    続きが気になります。
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  • ショジョ婚 ~小日向夫婦はシてみたい~【単行本版】

    小島きいち/青井千寿

    完結のその後が思い浮かべられる作品
    2025年1月29日
    作画の作家さまは、ライトノベルでのイラストなどのお仕事が多い方の様ですが、漫画の進行もコマ割りも違和感なく、ましてやデッサンなどしっかりした絵を描かれる方で、その絵の世界が優しくて美しく好ましい感じでした。
    お話の中の濃厚な「営み」とは対照的に、お互いを思い遣る心配りや、言葉にして伝える大事さなどに加えて、動物行動学の准教授である旦那さまの、なかなか跳んでる発言が楽しい作品でした。
    いいね
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  • 魔女の娘エリザと王子の恋

    深原にな

    評判の悪い王子の真実と魔女伝説の真相は?
    ネタバレ
    2025年1月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 肉体的に暴力を受けているのも辛いけど、本作のように領主の正妻から受ける無言の迫害が、精神的には大きなダメージを受けると思うのです。ましてや、幼くして実母から引き離されて、ひとりぼっちで仕事をこなしながら誰とも会話が無く過ごさなければならないなんて・・・。
    薄幸な生い立ちで虐げられて育った主人公には、判官贔屓と言いますか、もう気になって仕方がない自分のヘキがある様で、単話でも次々買ってあっという間に最新話まで購入。
    嫁ぎ先の「リオ王子」には、女にだらしなく横暴で傲慢という悪い噂ばかりですが、コチラにも隠されている出生の秘密があるようで・・・。
    気になる〜。
    扉絵の幸せそうな二人に辿り着くまで見届けたい作品です。
  • 星降る王国のニナ

    リカチ

    面白い!…んですがなんかモヤモヤ
    2025年1月28日
    レビューの「いいね」順に並び替えると、モヤモヤの原因に行き当たった。
    ヒーローが「アズ」なのか「セト」なのか・・・二人の間で揺れ動く主人公。
    物語は、大陸に燐在する国同士の戦いに加えて出身国の内情と身代わりの婚約者候補として渡った大国の内情とその対立軸等、内容が濃くなる。それに加えて主人公「ニナ」の青い目にまつわる秘密と「星の民」の謎。
    お話の展開は一筋縄ではいかない進行に一喜一憂してしまうほど面白いです。
    その中で繰り広げられる恋愛模様が、主人公の心情が、どちらの手も離せない!と吐露する様にどっちつかずで定まらない。自分はどちらのヒーローも魅力的でどちらを推すとかは無いのだけれど、主人公の想いは腑に落ちない感じ。
    14巻で「一緒にいたいのは…」とハッキリ決まった様な表現があるけれど、15巻で主人公が動く原動力になるのは、黒い変化を見せるもう一方を救いたい思い。
    物語は終盤に差し掛かった感じはあるのですが、さぁコレからどう転ぶのか、次巻を待ちます。
  • 【特装版】「くじ」から始まる婚約生活~厳正なる抽選の結果、笑わない次期公爵様の婚約者に当選しました~

    秋風きのこ/グルナ編集部

    特筆すべきは画力!4巻からの格段の向上
    2025年1月26日
    お話が始まったばかりの頃は作画が幼く感じ残念な印象だったのですが、作家さま覚醒された様に描かれる絵が変わってきます!5巻での「アレン」さまの正面からのアップは、それはそれは麗しい・・・。
    な〜んか初々しい二人でジレジレしますが、進行が遅いので少しばかり退屈な面も感じます。
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  • ブサ猫に変えられた気弱令嬢ですが、最恐の軍人公爵に拾われて気絶寸前です(コミック)

    オオトリ/岡達英茉/日下コウ

    意外にも秀作!面白い!
    2025年1月25日
    「意外」なんて失礼な言葉を使ってしまいましたが、この作品が始まった頃試し読みをしてすごく記憶に残っていました。公爵に拾われるところくらいまでだったのですが、改めて読み返してみるとメッチャ面白かったです!
    3巻にまとめてくださっているのもとてもいい長さ。作画も背景の建物から登場人物の表情までとっても上手い!!
    こんな秀作に仕上がっているとは本当に意外で、皆さんにお勧めしたい作品です。
    呪われた姿がブサ猫ちゃんだったのも好感度増し増しでした。
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  • 嫌われ魔女と体が入れ替わったけれど、私は今日も元気に暮らしています!【電子単行本】

    十悠/江本マシメサ

    ちょっと辛口、すみません!
    2025年1月25日
    幼い頃に嫁いできて魔法が使えないことで冷たく扱われ、隔離された「魔法の塔」で魔法の特訓を受けていた王妃候補「マリエッタ」は、明るく前向きで頑張り屋さんで可愛くって、とても興味を惹くお話の入り方でした。
    でも、嫌われ魔女と体が入れ替わってからは、作画の精度が下がってきた事と、家猫精霊の「グリージャ」の言葉に違和感を感じた事、コマ割りの場面の切り取り方に、不必要に感じられるコマが見受けられ、お話の進捗に水を差している様に思えた事など、幾つか気になるところが出てきました。
    外国(中国か台湾)の作画の作家さまなのでしょうか・・・あとがきに日本語に変換とのワードを見て、3巻までの間に「肌と神→髪」等々変換間違いを見つけてしまいました。
    新しいスローライフは穏やかで、青年漫画カテゴリーでは少し物足りなく感じてしまいます。
    いいね
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  • 【特装版】花秘める君のメテオール

    珠森ベティ/グルナ編集部

    闇夜を照らすまばゆき流れ星(メテオール)
    ネタバレ
    2025年1月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 光の王国と呼ばれる「ヴァレンティン王国」。
    その隠匿された闇として隔離され、蔑まされて、それでも死ぬ事もできない長い長い時間を、孤独を抱えて生きていた初代王の皇子「ラビ」。
    無鉄砲ではあるが人々の痛みに寄り添おうとする優しさを持ち合わせ挫けない主人公「ステラ」。
    二人が出会った運命が、これから先の展開に大きな影響を与えるものと思われますが、現在2巻。単話版の試し読みをするとドキドキするような場面が沢山あり、続きを早く読みたい衝動に駆られてしまいます。
    続巻が楽しみです。
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  • 恋をする日のランジェリー

    KUJIRA

    夢のあるランジェリーの世界
    ネタバレ
    2025年1月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きな作品『ホンノウスイッチ』の作家さまの新作。
    『ハグキスハグ』も進行中なので気付けていませんでした。
    今回の主人公は、縫製の専門学校を卒業したけれど、なかなか仕事にご縁が薄いためか自己肯定感が低く、少し疲れた感じのぽっちゃりさん「菜純(ナズミ)」。
    連絡先も知らなかった、地元の幼なじみとバッタリ会うところから物語は動いていきます。
    地元では出自から偏見の目で見られていたヒーロー「玲於」くんは、ランジェリーのデザイナーになって自分の世界を持ちキラキラしていました。
    まだまだ1巻で恋のお話はこれからだと思うのですが、自信を失っていた菜純・なっちゃんが、恋の成就もですが、仕事を通して段々と成長していき、自分ができることを見つけて輝いていける様な展開になっていくといいなぁと続きを見守りたいと思っています。
  • どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。

    釜田/六つ花えいこ/vient

    湖の善き魔女とその庵でのお伽話の様な…
    ネタバレ
    2025年1月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作品が始まった頃はすごく興味を持って続巻を待ち侘びていたのですが、なかなかお話が進行せず、原作2巻の前半の方まで読みそのままにしていた為、コミカライズが少し進んだ事もあって読み返してみました。
    穏やかに進行するあまり起伏の無い物語なのですが、空気感はとても好きでした。
    盛り上がったのは3巻での不法侵入者の場面だけで、改めて読み返してみて、「好き〜!」と思っていた印象がしぼんでしまったのはすごく残念!!
    原作1巻はコミカライズ4巻までです。
  • ベル・プペーのスパダリ婚約~「好みじゃない」と言われた人形姫、我慢をやめたら皇子がデレデレになった。実に愛い!~(コミック)【分冊版】

    朝霧あさき/セレン

    物申したい事もありますが、まずは星5で
    ネタバレ
    2025年1月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます』の絵師さまの作品。
    冒頭の超イケメンの作画にすぐにお話に飛びついてしまいました。
    意外だったのは「氷の竜帝」の正体を4話では早々に明かされてしまった事です。実際の姿と変身後の姿の落差が激しいコトがお話の魅力かな‥と思っていたので、少し肩すかしでした。
    6話になると「ジルベール皇子」の子犬感がマシマシで・・・。彼のちょっといじけて曲がった性格が魅力に感じていたのに、こんなに簡単でいいのかと、こちらも少しザワザワします。
    6話までで何かお話が落ち着いてしまって、次に起こるエピソードがとても気を惹くものでないと物語に没入するのが難しいかもしれません。
    どんな展開が待っているのか、面白くなる事を期待しています。
  • 芋くさ令嬢ですが悪役令息を助けたら気に入られました

    七浦なりな/桜あげは/くろでこ

    芋くさ令嬢大変身!
    ネタバレ
    2025年1月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルから受ける印象よりもストーリーはしっかりしていて、次巻7巻での完結はうまくまとまっていると思います。
    100年前のドレスと化粧がすごくぶっ飛んでいてよかったです。3巻で、大変身した姿をお披露目した時の「え〜っ!!!」の何コマにも渡る場面は印象的で思わず笑ってしまいました。

    アー、それなのに・・・巻を重ねるごとに作画の劣化が激しくなっていくのです💦😩
    6巻での王妃との対決もスートレナ領での結婚式の場面も、背景の描き込みは少なく人々の表情は薄く、盛り上がりに欠けてしまっていました!
    初めが良かっただけにものすごく残念です😓
  • 竜送りのイサギ

    星野真

    タツナミの須佐家、神話伝説織り込む竜物語
    ネタバレ
    2025年1月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 竜が人々の目にできるところに存在し、伝説のような言い伝えに左右される世界観の物語。
    罪人の島で生まれ育ち天涯孤独な少年「イサギ」。その隠された力「サトリ」も今後物語に大きな意味を持ってくるように思われる。
    政争の煽りで島流しにされた稀代の名将で英雄の「タツナミ」と出会い、その出会いが主人公の旅立ちのきっかけとなる。
    タツナミの息子「チエナミ」とのナイスバディ感と笑いを誘う会話が挟み込まれる絶妙の間合いがとても良い。
    ストーリーの本筋にある「竜殺し」の隠された謎と真実。タツナミがやった事とは・・・!?
    竜の尾から取り出されたと思われる鋼から造られた刀とそれを収める鞘「ツバキ」。
    3巻までの流れで、ツバキの父「八雲」との闘いはイサギに新たな決意をいだかせたようで、これからの展開に期待大です。
  • 汝、星のごとく

    凪良ゆう/古里こう

    夕星(ユウヅツ)とは一番星・・・繊細
    ネタバレ
    2025年1月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本作を試し読みした時点で小説をカートに入れましたが、積んでいる作品が多数あるので、とりあえず1巻を読了してみる事にしました。
    冒頭に描かれる現在。
    ヒロイン「暁海」の諦めたような表情が意味するものは、これから始まる物語の不穏さを感じられるようで、なかなかページを捲る手も進まない。
    高校時代、瀬戸内の穏やかな海とは裏腹に地域の人々の関係性は密接で、息が詰まりそうな現実に押しつぶされそうになりながらも、ヒーロー「櫂」の存在に救われていた。
    1巻終わりにヒロインが感じる焦燥感は、確かに、恋愛の重さの均衡を保つ為には重要なコトのように強く思います。
    「誰かに幸せにしてもらおう」では、主人公たち二人の母親のような依存体質になってしまい自分自身で掴み取る事はできないような気がするからです。
    ただ 物語の冒頭が行き着く先なのだとしたら、ヒロインの選ぶ道程はどんなものになるのか・・・う〜ん・・・小説に走りたい!
  • トツキトオカの切愛夫婦事情~最後の一夜のはずが、愛の証を身ごもりました~

    三星マユハ/葉月りゅう

    激動の前半なのに
    ネタバレ
    2025年1月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大団円のハッピーエンド。
    一番の山場はSNS拡散の事案と「慧さん」の隠されたある事情。
    第一子出産の後は、穏やかに時間が流れるその後のお話。
    揺らぎながらも信じ抜いた二人の結実の物語でしたが、後半は穏やかすぎて物足りないと思ってしまいました。
  • 愛すべき娘たち

    よしながふみ

    誰もが誰かの娘
    2025年1月7日
    最初に登場する「雪子」さんを中心とした、周りの人々のオムニバス5編。
    最後の最後、雪子がかけた言葉に「麻里」さんが笑みをこぼしたのが何とも言えずよかった!
    相田みつを先生の『育てたように子は育つ』という本のタイトルの言葉が、自分自身を顧みても、育てた子供を見ても、改めてその通りだなぁと思わずにはいられません。
    母に「手に職」と言われて育った自分と、「一生できる仕事と自身で稼ぐお金の大切さ」を娘へと語った自分。それは確かに伝わっていたのだと思えるのです。
    母が亡くなった日、実家に帰る3時間の道中、小さかった子供たちが引くほどずっと泣いていました。突然の別れが受け入れられず、電話をかけても、もう向こう側で受話器に出てくれる人がいないのだと思う喪失感。
    本作では様々な家族の繋がりと絆、娘としての思いなど、どの話も明確な答えなど描かれていません。読者がそれぞれに感じ取るからこその余韻があるように思います。
  • 魔女と傭兵

    宮木真人/超法規的かえる/叶世べんち

    キャラのインパクトが薄いと感じる
    2025年1月5日
    面白くないことはないのです。
    でも、キャラクターにあまり魅力を感じないのはなぜだろう!?傭兵「ジグ」と魔女「シアーシャ」。初対面の戦闘の場で生き残った二人は痕跡を消す為海を越え別世界のような異大陸に渡る。
    その地には冒険者ギルドがあり、魔物を倒す事を生業にしている者たちがひしめく。
    2巻まで。
    もう少し読み進めたら、キャラに愛着が湧くだろうか!
  • 男友達とホテルに行ってみた

    深海ゆゆ

    確かに、幼な心をくすぐるお城の外観
    2024年12月29日
    作家さまのTL作品は何作か読ませていただいていますが、本作は、作画の雰囲気がずごく変わった気がするのは私だけでしょうか!?
    女性漫画ジャンルなので、幼馴染の気持ちを育てる感じも穏やかに進むし、恋愛に疎く、昆虫に興味津々で粗野なヒロインが段々女性としての意識に芽生えていく様子も好印象です。
    ヒーローの遠回しな愛情表現も、伝わらないのが又笑える感じでいいと思います。
  • 東京ヒゴロ

    松本大洋

    変わりゆく時代に取り残された人々の再生
    ネタバレ
    2024年12月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読み始めでは、この世界観になかなか入り込めずページを行ったり来たりしながら何回も読み返しました。
    大手出版社に勤め、漫画編集者として作家さんたちにも認められていた主人公ですが、立ち上げた雑誌が2年で廃刊になるという状況で、なんとなく自分自身に後ろめたく、辞職して退社するところから物語は始まります。
    降り出した雨に、風に、傘を吹き上げられるシーンが印象的で、コレが最後の最後で光ります。
    編集者と漫画家・・・作家さまが漫画家であってこそ書き上げられた作品なのだと思います。
    どちらの側の立場であっても、自身の信念を微かに胸に抱えながら、生きる事があまり上手くない、様々な個性を持った登場人物たちの、背景と、もう一度ペンを手にしてみようと決意する姿は、全てを詳らかにしない、一話一話の最後の場面が、一枚の原稿に大きく描かれる風景で、読者が感じとるモノなのかもしれません。
    紡がれる言葉たちも秀逸でした。
  • うちのボスが裸族です【単行本版】

    奥めぐ美

    奇抜な物語冒頭、異色の発想にビックリ!
    ネタバレ
    2024年12月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ シーモアの「読み放題」で『葡萄とさくらんぼ』という作品で初めて知った作家さまでした。
    本作は、連載当初から変わった角度からの切り込みで印象深く、記憶に残った作品です。
    でも、続きを待っているうちに色々な作品に埋没してしまって、最近完結を知り、見届けさせていただきました。
    ヒロイン側にもヒーロー側にもそれぞれの当て馬が登場し、揺れ動きながらも収束・・・。他にも、「裸族」にまつわるエピソードなども織り込まれつつ、主題を尊重したお話の流れなど、上手くまとめてあると思いました。
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  • 絶望令嬢の華麗なる離婚~幼馴染の大公閣下の溺愛が止まらないのです~

    高槻和衣/馬籠ヤヒロ

    一巡目と二巡目の人生に落差がありすぎ
    2024年12月24日
    一巡目の契約結婚に関して、生家の辺境伯家のメリットが何であるのか疑問であるし、隣の領土の公爵家と親身なお付き合いだったというなら、大公閣下になった幼馴染はもっと早くから動くことができたはずなのに・・・。二巡目になってあまりにもうまくコトが運ぶのも都合が良すぎる感じで、何となく納得できない。
    それと凄く気になったのが主人公と夫の愛人の髪型。前髪をサイドに流し(この顔にかかる部分の長さが少し違うくらい)ハーフアップというほとんど同じような感じ。
    重要な二人はハッキリ区別がつく方が良かったのではないかなぁ。
    でも3巻まで読みましたし、夫と愛人サイドのターンはあまりにも拙い行動や考えが、笑える場面で楽しめました。
  • 俺だけレベルアップな件

    DUBU(REDICE STUDIO)/Chugong

    そうだったんですね・・・
    2024年12月22日
    当初は面白く感じていたのですが、少しづつ、端々に違和感を感じるようになってきて、コマ割りなども、タテヨミをヨコヨミにしてあるからか無駄な余白が多く、金額に見合わないように感じます。
    それに加えて、内容の設定変更等、何故行わなければならないのか・・・。
    よい作品と感じれば、自然と読者はついて来るのではないでしょうか!?
    勿論、根底にフラットな気持ちがあってこそなのだとは思いますが・・・。
  • 天国大魔境

    石黒正数

    文句ナシ、メッチャ面白いです!
    2024年12月20日
    その上作画も上手い!書き込み凄い!人物の描き分けもしっかり!
    3巻無料に釣られて、何の前情報も入れず(「このマンガがすごい!2019オトコ編第1位」も知りませんでした)に読み始めました。
    現在社会と思われる荒廃したビル群の中で暮らす人々と、塀の中、それも屋根まで覆われて、むしろ檻の中とでもいうべき世界で暮らす子供たちと、それを管理する少数の大人とロボット。この二つの世界が同時進行して、場面が多様に入れ替わります。
    最初は意味不明な言葉や構成に戸惑いますが、読み進めて、その難解な謎がどう転がるのか、とても気になってきます。
    そして4巻くらいで、「ハタ…」と気づくのです!
    えっ、もしかして・・・と思うと、前のページに戻って確認したり、冒頭の人物紹介のページをマジマジと見てしまいます。
    8巻まで読まれた方は『コミックガイド、天国の秘密と魔境の歩き方』を少し覗いて見られるのもいいかもしれません。
    試し読み部分だけでも、箇条書きで纏めてあるのは、私は、自分の中のストーリーを理路整然と理解するのにとても役立ちました。
    現在10巻読了。
    最新版に追いつくと、待つのが辛い!!
    面白い作品に出会うと、それだけでワクワクして気分も上がります。
    アニメの方もチェックしてみたいです。
  • 龍神の最愛婚 ~捨てられた姫巫女の幸福な嫁入り~

    宮之みやこ/アンティーク

    キャラの真正面の作画が特に麗しい!
    ネタバレ
    2024年12月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 原作の「宮之みやこ」先生の『贄姫の婚姻』『黒妖の花嫁』そして本作と、現在3本のコミカライズを追っています。
    いずれも、姉妹で育ちながらも虐げ蔑まれた主人公が、何らかの反撃を開始するという流れのストーリー。
    似たような設定で始まりますがそれぞれに面白い内容です。
    原作者さまが、ハッピーエンド至上主義と言われていますので、最終的にはよい落とし所になっていくのでしょうが、その過程でどれほど苛烈にやり返していくのかが楽しみのひとつであります。
    本作は、双子で産まれたにもかかわらず、背中のアザのせいで虐げられるに至った経緯が、後から身染めることになる「龍神」が見つけやすいように付けたという事が、それだけが家族に見放された理由なのに・・・と、私自身の評価を一つ下げる思いに至りました。
    幾つも原作を抱えていらっしゃるご様子の原作者さま、お身体をいとわれて、読者に完結までを見届けさせていただきたいと思います。
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  • 異形頭さんとニンゲンちゃん【連載版】

    三毛たま

    異形頭さん、怖い顔なのにオネェ言葉??
    2024年12月11日
    異世界転生モノ、たくさん読みましたが、本作、なかなかに奇抜な発想!
    転生しても、悪役令嬢もいませんし魔法もチート能力もありません。前の世界と違うのは、そこで暮らす人々の頭が多岐にわたるカタチをしている事と使用する文字。
    本作に出てくる男性の体躯が逞しくて立派なのですが、顔が無いため表情等が感じ取りにくく、作家さまの別作品の男性を覗きにいってしまいました(^-^)
    登場人物が増えるたび、「頭」を考えなければならないのも大変だなぁと思いました。
    ストーリーが進んでくると普通の恋愛漫画になってきますが、異形頭が、どうしても何かを被っているような気持ちになってしまいます。スポッと被りモノを取ったら・・・なんて考えてしまいますが、完結に向けて、異世界が異形頭であった理由(ワケ)が明かされるのか、気になります。
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  • やけ酒をしたら女嫌いの公爵に溺愛されました

    高萩/茶緒

    中世の酒事情等…何でもアリ感
    ネタバレ
    2024年12月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻完結ですがまだ1巻までの読了です。
    婚約破棄・断罪を、主人公の父親の公爵がするという不思議な流れは、まぁスルー致しまして、やけ酒によって一夜のあやまちを犯してしまった相手公爵と、とんとん拍子に婚約の運びとなっていき、割と平坦な流れなのかと思っていましたが、何やら主人公の記憶の改ざんが隠されているようで、それに伴うヒーローのトラウマも絡んで、もう一波乱ありそうで、完結まで見届けようと思っています。
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  • ひねくれ騎士とふわふわ姫様 古城暮らしと小さなおうち

    葵梅太郎

    童話の絵本みたいな・・・
    ネタバレ
    2024年12月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 家族に恵まれなかった騎士さまとお姫様のお話。
    「家」って何だと思いますか!?姫さまの唐突な質問に、自分の生い立ちを回想しながら、「安心できる…自分が自分でいられる居場所」かもしれません!と答えた騎士さま。
    二人には同じように妖精が見えるのですが、その上、騎士さまは言葉までわかるという事で、通訳の役割をこなし、まずは妖精さんの注文通りのフェアリーハウスを作ります。
    材料や道具、インテリア備品など、作画で大きく説明の絵があり、完成した作品がページいっぱいにえがかれます。
    これが何ともホンワカ癒しの作用があります。
    ボロボロの崩れかけた古城に住まうことになる二人ですが、妖精さんの依頼をこなし、妖精さんから宝石の原石の対価を貰い、冬支度の備えも出来るようになってきます。
    そして、何やら「ドラピュール」という城の主を名乗る炎を司る精霊が、守り神的役割りなのでしょうか・・・良い影響を与えてくれそうな予感。
    居場所の無かった姫さまと騎士さまが、力を合わせて妖精の家を作りながら、自らの住まいも築き上げていき家族になっていくのかな、と、勝手に想像を膨らませてしまいました。
    とっても癒しをもらえる作品です!
  • 【単話】結界師の一輪華

    おだやか/クレハ/ボダックス

    『鬼の花嫁』と比較してみました
    ネタバレ
    2024年12月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『鬼の花嫁』の原作者さまの作品。
    本作と『鬼の花嫁』の共通項が、主人公を姉妹間で差別し虐げる両親がいる事と、物語の設定上で、最上級の権力と実力を持った名家の御曹司でイケメンヒーローが、主人公をみそめるという事。
    陰と陽のキャラクターの差で、書き分けをされたかったのでしょうか!?
    両親のあからさまな差別に、覚醒した強い力を隠し落ちこぼれに徹して耐えていた主人公は、自由に生きる事を決意し、ヒーローの申し出を受けてさっさと家を出るところは、サバサバしていて、コチラの方が好感が持てました。
  • 東雲くんとはデキない関係【単話版】

    イサコ

    TLと女性漫画の違い
    ネタバレ
    2024年12月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本作のシチュエーションは、TL作品ではよく見かける設定で、過去のトラウマ等で何らかの悩みを抱えた男女が、それを克服するために協力しあう・・・という流れ。
    TLではないので、いきなり致したりは無く、徐々に物語は進展していく丁寧な構成です。
    それを読者が物足りないと見るのか、プラトニックで良いと思うのか。。。
    7話まで読んだ感想としては、ヒロインサイドのお色気的配信者の設定は、物語として攻めた感じではありましたが、惹かれる部分は少なかったかなぁと思います。
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  • S級ギルドを追放されたけど、実は俺だけドラゴンの言葉がわかるので、気付いたときには竜騎士の頂点を極めてました。

    ひそな/三木なずな/白狼

    とんとん、とん拍子
    ネタバレ
    2024年12月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ドラゴンを使役する世界。
    ドラゴンを道具としてしか見ないS級ギルドから追放されてからのお話。
    何の障害も出てこず、ドラゴンの言葉がわかって会話できる特殊能力で、とんとん、もひとつおまけにとん拍子で全てが上手くいきます。
    最初は面白いと思って読み進めていたのですが、障害が何も無いストーリー展開では、あまりに平坦すぎて飽きてきてしまいました。
    レビューで低評価の皆さんが言われるように、何故、違法な代物「竜涙香」を自分で育成して生成して販売って!?
    「竜涙香」の惑わす夢や幻覚に溺れ、新生児誕生が大幅に減った結果、禁製品になったモノを、手術の時の麻酔のように、必要な人も居るから・・・というのがキッカケですが、方向性として、商人の金儲けポイ事になっていくのは何だかなぁって感じです。
    竜の描き分けは斬新ですが、人間、特に主人公に見た目の魅力がないのも残念です。
  • 傍観者の恋【初回限定ペーパー付】【電子限定特典付】

    吉田了/ナツ/あき

    予備知識を入れないで読み始めて欲しい
    2024年12月5日
    ラノベの副タイトルや、作品の説明文など一切見ないで読み始めていただく事を推奨いたします(それが難しいことは十分承知の上で)。
    本作は、「傍観者」たる主人公が、切ない想いに苛まれ、心の葛藤と戦うサマを、読者が作品に没入し一体となって同じ気持ちに誘(イザナ)われる事で盛り上がる構成なのだと思うので、先に想像できる言葉を読者に与えないでいただきたかったと、強く思います!
    私自身も、読み進めながら、チラッと見てしまった物語の説明文が脳裏に残っていて、ヒロインの苦しみを、少し達観したような気持ちで見てしまい、切なさを共有する部分が薄くなってしまったのは本当に本当に残念でなりません。
    こちらのコミカライズは現在2巻で、これからがクライマックス。
    勿論、真実が明かされる場面での解(ホグ)されていく状況は、必ず見届けたいと思ってはいます。
  • 魔法使いの嫁

    ヤマザキコレ

    情緒に溢れたイギリスの風景は憧れます!
    2024年11月30日
    前の出版社の時に12巻まで購入して積んでいたのですが、ある時ふと、確か買ってたはず•••と作品ページを開こうとしても「無い💦」何故!?ドキドキして本棚で確認すると、本棚にはあってホッ。えー、続きはー💦って読みたい時に読めなくて、どうしようと思っていたのですが、又シーモアさんで取り扱っていただけてよかったです。
    もうね、世界観が凄くよくて、特にイギリスの田舎の設定、セリアスの家、そして物言わぬ妖精さん(いつも優しく見守ってくれて、美味しいご飯を作ってくれる)。
    最初、魔法使いの師でもあるセリアスは、完璧な存在で、いつもチセを導いてくれる•••のかと思っていたのですが、情緒に欠けた部分があり、完璧ではなかった事で、二人が補い合い、少しづつ絆が強くなっていく過程が、ハラハラしながらもよくって大好きな作品です。
    まだ最新の状況まで追えていませんが、ゆっくり読み進めていきたいと思っています。
  • 能美先輩の弁明

    大麦こあら

    能美先輩の鎧がほどけていく
    ネタバレ
    2024年11月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 超優秀な兄の影響で、家族にとって、存在が薄くなってしまったことにトラウマがある先輩。自身も優秀だと周りは認めているのに、そう見られることに抵抗があり、チャラい印象で自堕落に生きていたのに•••。
    自分を装うことで「鎧」をまとって、友人と楽しい時間を過ごし、気持ちの伴わない行為に甘んじて、傷つく事から精一杯逃げていた先輩。
    軽い気持ちで関わった後輩の凛とした姿や、自分を貫き通すような考え方に、次第に感化されていき、少しづつ本来の自分に気付いていく物語。
    ただ生きるのではなく、「善く」生きるために。
  • 死にかけ悪役令嬢の失踪~改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました~

    和泉杏花/ささきさ/鈴ノ助

    完結まで読めば印象は変わるでしょうか?
    2024年11月26日
    立ち読みを読んだ時点では興味を持ったのですが、転生してきた異世界は、空に浮かんだ幾つかの島で成り立っていて、海は眼下に見下ろして、一般的には人々は手も触れられない遠い存在だという設定ですが、この世界観がお話に全然生かされていません。
    そして。主人公が転生した意味は・・・?前世でスキューバーダイビングのインストラクターをしていて海が好きだったという設定が必要だったからでしょうか!?ゲームの中で公爵家を追われる悪役令嬢だった記憶も、その後の展開に必要があったのか疑問でした。
    主人公が「魔物島」に送られる経緯や、王太子の婚約者の座を義妹に奪われた理由、義母の粗相を、何故主人公が魔法で片付けなければならないのか等々、色々な事が説明不足で・・・。
    まだ1巻しか読んでいませんが、ここまでされた家族への制裁がスカッと描かれている事を望みます。
  • サレ妻の事情~理想の夫が実はクズで~【単話】

    よしおかるご/貞ユリナ

    結末まで知りたくなる不倫モノ
    2024年11月24日
    「電子コミック大賞」の投票を済ませていない為、作品のチェックをしていたら、単話で10巻も無料で読めたのですが、結末まではわからない!
    不倫モノと復讐モノは結末がとても気になってしまいます。
    最初のエピソードの結末まで見届ける為、11,12巻購入しました。
    本作は、最初のエピソードの不倫をした夫の相手(保育士)の姉が、二つ目のお話のサレ妻になります。そして、三つ目のお話の主人公が、最初のお話の元保育士のようです。
    最初のお話の、忌々しい保育士の女性が、サレた立場になり、自分の犯した罪の重さを知るのでしょうか!?
    次のエピソードを読み始めたら、又気になるので、もう続きは読みませんが・・・。
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  • 無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す ~公爵家の落ちこぼれ令嬢、嫁ぎ先で幸せを掴み取る~

    えとうヨナ/あーもんど/あんべよしろう

    枝葉のエピソードは必要だったか!?
    2024年11月24日
    各巻の扉絵を開けた最初のページのカラー絵の美しいこと!
    ですが、本編の画力は、顔の表情で悪役を演出されているのでしょうが、残念の一言。
    そして、婚家の帝国の皇后の髪型・・・主人公姉妹や、令嬢方がたくさん登場するお話で、描きわけもたいへんなところ、なぜ長い髪を結いもせず、そのまま垂らしているのか!?第一王子も長い髪なのに・・・。
    5巻で、ヒロインとヒーローの愛を確認する場面、大事な盛り上がりの場面でしょうに、ヒロインの腕はどこに???
    あと、敬語や謙譲語のまちがい等々、気になるところが沢山でした。
    ストーリーとしても、「魔力」と本作の設定による「神聖力」の違いは理解し難く、それが、サブキャラのエピソードを交えて展開するので内容が散漫になっているように感じました。
  • ザシス

    森田まさのり

    クゥーッ・・・これで終わりかぁ・・
    ネタバレ
    2024年11月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 『ROOKIES』も『べしゃり暮らし』も読んだ事がありません。名前だけは存じ上げている有名な作家さまですが
    初読みです。
    上中下で3巻完結。作画も上手いし、盛り上げて盛り上げて、バクバクさせられました。
    心の奥底にしまい込んでいたあまりに辛い記憶は、頭からすっぽり抜け落ちていた・・・主人公が中学時代のアルバムを引っ張り出して開いたところ、そこに上着が落ちてくる描写は秀逸でした(最後に意味がわかります)。
    ただひとつの謎を残して、黒塗りの原稿に書かれたシナリオの、虐められていた少年の叫びが余韻を残します。

    革靴を遡って見てしまいました。
    謎を突き詰めると・・・ヤボなのでしょうか!?
  • 今日から悪女になります! 使い捨ての身代わり聖女なんてごめんです

    瓜田ノヒト/小野上明夜/深山キリ

    タイトルの印象よりもハードモード
    2024年11月18日
    物語の舞台『パルメーデ王国』。その王女「レオノーラ」には「癒しの力」が発現しなかった。
    平民で片田舎に生まれた「エーダ」にはその力があった為、幼い頃、両親から引き離され王女の影武者になるべく王都に連れて来られ、体がボロボロになる程、力を利用されていた。けれど、使い物にならなくなるとすぐ、下水の排水溝に袋に詰められ捨てられる。
    ここまでは凄く面白かったです!

    主人公を救ったのは他国『ザルドネ王国』の傭兵の二人。
    この二人の力を借りて亡命への旅に出るのですが、コマが混み合っているせいか、エーデの言い訳が多いせいか、ギャグとシリアスのかみ合いが悪いせいか、恋愛を絡ませたいからか・・・どうも物語に入り込めません。
    なぜ直ぐに『ザルドネ王国』に連れて行かないで、旅をするのかも不明???

    腹黒レオノーラ王女のその後の動きや、エーダを助けた「グロウ」さんの入れ墨の謎、『ザルドネ王国』の女王陛下の思惑。
    物語は面白くなるのかもしれません。
    原作の方もまだ1巻。
    もう少し読み進めて、再評価したいと思います。
  • 獣人騎士の求愛事情

    chany/百門一新/晩亭シロ

    冒頭の出会いとその後の展開に違和感
    2024年11月18日
    原作ラノベでは、シリーズで何作があるようで、この獣人の世界観や特性などを掴んでいないと、物語を理解し難いような印象でした。
    冒頭、幼い頃に出会い親友になった「ジーク」と「エマ」、普通だったらこの二人の恋愛模様になりそうなのですが、物語は違う展開に進むようで、この価値観の相違をどう理解すればいいのか戸惑います。
    事情があり女性が苦手になってしまったジークの幼なじみで部下の「ライル」。初めは女性に慣れる為の指南役のエマですが、どうやらコチラとの恋模様の様子。
    これでジークが二人を引き合わせた事を後悔するような場面でもあれば納得できるかもしれませんが・・・。
    まだ1巻を読んだだけなのでどう転がるかは解りませんが、今のところ物語自体にあまり惹かれませんでした。
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  • きみは面倒な婚約者

    椎野翠/兎山もなか

    しっかりキッチリの完結
    2024年11月18日
    配信が始まった当初は物凄くハマりましたし、花澤さん登場には大変イリイリしたり、ギューッと胸が切なくなったりして、続話を待ちわびていました。
    4巻で完結を見届け、ヤレヤレと思っていましたが、何と!その後が配信されている。
    え、完結のその後とは・・・とも思いましたが、読了して、コレはコレで満喫できてよかったかもと思えました。
    キーパーソンだった紫乃パパの最後のセリフも良かったです。
    背景アシスタントの方の素晴らしい仕事(作家さまも感謝されていました)も見惚れました。
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  • 最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか

    ほおのきソラ/鳳ナナ

    なぜだろう!?ハマれない!
    ネタバレ
    2024年11月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻まで。
    1巻の試し読みくらいの時は、強〜い主人公の反撃にスカッとするのかな‥と思っていたのですが、お話が進むに従って物語の序盤と全然違う世界観になってきていて、4巻でお祭りに行くのに浴衣に草履は、なぜソレが必要だったのか解りません!(何でも有り?)
    一応、第二王子を唆した男爵令嬢「テレネッツァ」が、その後、敵対して登場する「パルミア教」なるものの聖女で、争いが続くのは辻褄は合っている気はするのですが、第一王子の王太子は、最初から主人公に関わってくるのに、紛らわしい場面は多々あるのに、愛にはならず、揶揄っているだけとの事。???。。。
    闘う場面は迫力があり主人公はひたすら強いのですが、何故か読むのが疲れる作品です。
  • 異世界トリップしたTL小説愛好家、閨の記録係になる。 ~ついでに生真面目宰相と契約結婚~

    すいようび/吾炭ルスハス

    初遭遇のストーリー展開
    ネタバレ
    2024年11月12日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 少年漫画ジャンルですが、どちらかと言えば女性漫画向き。
    砂漠の国「アルカマリ」で宰相を務める「オードシア」は「閨の記録係」不在に苦しんでいた。そんな時、小説家志望の女子大生が異世界トリップして空から降ってきた。
    エピソードとしては、ホンワカしてたり、なかなか激しかったりで、緩急ついてて楽しめる感じです。
    契約結婚に至った二人ですが、本気の思いになってきたところで試練が襲います。
    2巻、生い立ちにトラウマがある主人公「ウミカ」が、やっと手にできそうな幸せが遠のいてしまった・・・。
    異世界トリップの切符は上弦の月と下弦の月の起こす奇跡。
    再び、二人は出会えるのか・・・次巻がが楽しみです。
  • どクズな家族と別れる方法 天才の姉は実はダメ女。無能と言われた妹は救国の魔導士だった(コミック)

    洲鎌ウル/早田結

    面白い内容なのに解りにくくて勿体ない
    ネタバレ
    2024年11月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 物語を解りにくくしているのは、まず冒頭の子どもを寝かしつけるシーン。コレが誰になるのか・・・凄く掴みにくかった。そしてコレがちょくちょく挟み込まれる。
    作画は独特で、よい絵を描かれるのに、正面からと横顔が同一人物なのか判別しにくいし、男性陣の区別が髪型と髪色で見分けるしか無く、角度が違ったり、後ろ姿の時は読み手は迷子になってしまいそうになる。
    お話の大きな主軸は、この国「アンゼルア王国」の成り立ちを無視して、王家と領主である貴族たちが「魔導士」を迫害した事。傲慢な自分勝手に「国神」の怒りを買い、国にとって大切な加護を無くした為、様々な災害や王族・領主の凄惨な死が続き、国が立ち行かなくなってきているという事実。
    この背景があっての、主人公「ノエル」の魔力が弱かった事で、生家ヴィオネ伯爵家での壮絶な扱いになり、それに対して死を予期した主人公の家出に繋がってくるのです。
    ストーリーを知った上でもう一度読み直せば、もっと理解できるのかもしれません。
    2巻で物語は一応の収束をします。
    3巻からは新章になる感じです。
    いいね
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  • 身代わり婚約者なのに、銀狼陛下がどうしても離してくれません!

    みやの真琴/くりたかのこ/くまの柚子

    2巻完結でよかったのでは!?
    ネタバレ
    2024年11月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 物語のルブス国での「ベルンシュタイン伯爵家」に課せられた役割というモノがあり、それを果たす為、伯爵家において蔑ろにされても流されるままに生きている主人公。
    元々は主人公の父が当主で、亡くなった為、その弟が引き継いだ家においての養女で長女という立場(これは2巻で明かされます)。
    蔑ろにされているといっても、ひどい暴力を受けていたり奴隷のような待遇ではありません。
    王妃候補である義妹の失踪による身代わりなのですが、2巻まで読むと、その関係性なども見えてくるのですが、冒頭の説明だけでは動機づけが薄く説得力に欠けています。加えて、作画の見劣りが作品への没入に水を刺す感じです。
    ヒーローとの関わりは、まぁ王道です。
    物語の始まりのエピソードは、ほぼほぼ2巻で収束します。
    お話はまだ続くようですが、新しいエピソードが始まっても、すみません!あまり興味がわきません。
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