明治メランコリア
」のレビュー

明治メランコリア

リカチ

気持ちが沈む、主人公は幸せだけど

ネタバレ
2024年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作がよかったので続編のこちらを楽しみに全巻読みました。自分には合いませんでした。毎回毎回の逆ハーレム状態。読者はそうすればキュンキュンするんでしょうって意図なんでしょうか。展開が主人公の鈴子に都合のいい展開の連続の連続。お兄さんの春時は一生独身決定事項。本当ひさん。あんな酷い子供時代を過ごし、その上、これからの人生鈴子の見守りだけとは。もうちょっと気持ちの切り替えで幸福になってもいいと思う。だってせっかく生を受けた自分の人生なのに。あとひなも悲惨。なんでこんなに悪い展開になるの。運が悪すぎ。鈴子と真逆すぎ。ひなは悪者設定なのかもしれないけど、若い頃本当は津軽と幸せになりそうなところから怒涛の不幸で、どう考えても立ち直るは不可能でしょう。ひなのこと嫌いになれない。想像通り、ラストはまたまた都合よく進んで鈴子と津軽の幸せエンドにまとめています。最後の11巻はパラパラと読みました。前作で終わっていればもっと気持ちよく作品が好きだったのになあと思いました。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!