【電子限定書き下ろし短編付き】転生騎士に捧げる王の愛と懺悔
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【電子限定書き下ろし短編付き】転生騎士に捧げる王の愛と懺悔

はなのみやこ/ヤスヒロ

人を許して信じるのって難しい

ネタバレ
2024年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前世で手塩にかけて育てた王太子に敵国との内通を疑われて、捕虜となり拷問の末に死んでしまった受け。前世エリアスの人生を哀れんで、自分はそう簡単に人を信じたり、誰かのために生きるのはやめようと決めていた受け。しかしエリアスが死んで十年以上が経った祖国に異世界召喚されちゃう。受けを疑ったこと、自己満足のために受けを召喚したことを読者が許せるかどうかがポイントかも。受けは許して絆されるけど。異世界召喚の動機がかなりモヤるんだよね。受けの傍にいたくて召喚したなら取り繕うことなく、自分のために呼びました!例え魂が同じだけの別人でもそばにいてくれ!とエゴイストに愛を乞えばまだ筋が通るけどさ。攻めの中途半端さに魅力を感じれず。いっその事攻めの弟とのロマンスでも良かったかも。先生は二人目の男とひっつく話が得意だし。
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