傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン
」のレビュー

傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン

磯見仁月

コマ割りや話の抑揚が乏しい

2024年12月8日
物語全編を仰々しく見せたいのか、大ゴマ多様で進み方にメリハリなく感じる。淡々と進めるところと丁寧に描くところの抑揚がなく読んでいて飽きる。肝心のマリーアントワネットが可愛くない。デュバリー夫人に作画の力が偏りすぎでは。また、巻末に何ページも作者のあとがきを載せるせいで綺麗な作画で作った話の雰囲気を壊している。3巻で一旦話の区切りがついたし、これ以上は購入しないかと。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!