ないまぜな熱情【単行本版】
」のレビュー

ないまぜな熱情【単行本版】

沖田有帆

拗らせまくり

ネタバレ
2024年12月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ いろいろと拗らせが重なって
かなり歪な関係になってしまっている義兄弟。

お兄ちゃんの伊織が、ちょっとキャラがブレてたかな…。
無邪気で真っ直ぐな子供時代から 本音が言えない流されキャラのDKになっていたのは理解出来たとしても、最終話と描き下ろしでの伊織が子供時代のグイグイキャラに戻っていて、もちろん意図されたものだと理解していますが、それまでの拗らせが一気に消えてなくなったみたいになって ちょっと急だったかも。

絢人も 可愛さあまって憎さ百倍かと思うような冷たさを見せたかと思えば、執着が凄いし 一度関係を持ってからは 急に緩くなるし、
そもそも好きになったきっかけも ぼんやりしてたかな。

でもずーっとえっちがやらしくて良い感じだったのと、絢人がトラウマの場所で伊織を待っていた描写がかなりグッときて、
好きな作者さんという贔屓目も手伝って☆4で!
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!