このレビューはネタバレを含みます▼
虫歯ワールドだ。
普通の線に重なるようでありながら、微妙に重なっていない。
二兎の潔癖症ではない潔癖と美しい音楽以外、人間に触れることができなかった状態。
カッコいいと思える人に出会ったら変化した。
来間の成分は音楽でできている。興奮も落ち込みも音楽。二兎の気持ちに気付かない。
二兎が思うカッコいい自分でいたいに縛られた。
二兎は恋した。来間は…ちょっと違ったかもしれない。
来間の音楽が恋と分けられないくらい好きは、全て好きと同じだ。
来間は、二兎が寂しがるから、というが二兎の求めに応じただけではなくなってきた。
音楽と人物が同化して、深い繋がりは、身体を繋ぐことにもなるだろう。同化だから。
二兎の思考、面白かったな。
ずっと音楽(2人)でいるがいいさ。
エチも音楽も同じだ。