このレビューはネタバレを含みます▼
事故で一度死んだ公爵令嬢のクラウディアは、女神様によって時間を戻され、再び生を受ける。その際、【自分に好意を寄せる人物の心の内がわかる能力】を授かる。父親、兄、婚約者から嫌われていると思っていたのに、全員が表面はツンなのに実はクラウディアの事が大好きだということが判明。それも物凄い愛情表現を内に秘めていた(笑)。それが分かってからはクラウディアの心も穏やかになる。始めこそ男性陣への【ざまぁ】を画策していたが、違う事が分かり、父親、兄、婚約者への愛情のもとに、みんなが幸せになる為に奮闘する。タイトル通りの溺愛がおもしろいです。神様も一歩間違えると悪になってしまうという、なかなか奥深い作品です。