イグナートの花嫁【単行本版】
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イグナートの花嫁【単行本版】

もりもより

寡黙な天然ゆたんぽがたまりません

2024年12月22日
リタもイグナートもヤナも、みんな同じくらい儚くて大好き。特にイグナートはいい男すぎます。人物はもちろん、動物も木々も、布や物の質感も感動的作画で優しい温度感が線から伝わってきます。

お互いの存在が拠り所となり始め、お互いのために何ができるか苦しいくら考える、優しくて、だからこそ孤独な生き物。人生の中で誰かを必要とし、必要とされることがいかに尊いかをじんわり感じるでしょう。

Bille Eilish What Was I Made For?をBGMに読みました。ピッタリ。続刊が待ちきれません。
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