鳴かぬ蛍は青に焦がれる
」のレビュー

鳴かぬ蛍は青に焦がれる

仁嶋中道

コンプレックスを優しく溶かしてくれる人

2024年12月24日
生まれつき腕に大きな痣がある青凪と、ゲイである宇佐美。寮の同室である2人のお話。

作者さん買いですが、今回も秀逸。よかったです。ストーリー展開は作者さんの他の作品に比べるとややライトな感じで、そういう意味ではよくあるDKものではあるのですが、宇佐美がつねに青凪の痣のある側に座っていたり、腕を触っていたりと、細かい描写から宇佐美の優しさが汲み取れて、こちらも温かい気持ちになれます。絵も大好き。優しい気持ちになれるお話です。
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