何それ愛かよ【単行本版】
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何それ愛かよ【単行本版】

ろじ

長文になってしまって恥ずかしい

ネタバレ
2024年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほんっとにこの2人、お互いに出会えてよかったなー(;_;)
お互いに出会うまで、全然違う場所で全然違う地獄の上で生きてきたから、それ故に纏っていた武装も固くて厚くて、、。この2人って多分本当に人間的に自立していて強いからこそ、自分1人でこの先もずっと立っていられるように、自分の身1つでは到底受け止められないと理解しているものからは目を背けて、自他の境界をはっきりさせて、自分を守って守って、強く気高く生きてきたと感じているんだけど、そんな2人だからこそ、自分をさらけだして他人と向き合うのはすごく怖かったはずで。私も今まで、自分のことを自分だけで完結させることができる=強いだと思ってきたけど、この作品に出会ってこのラストを読んで、飯田同様もうなにも分からなくなってしまった笑 自分が傷つくリスクを負ってでも、生身の自分で物事と「向き合う」こと、もしかしたらそう出来る人の方が強いのかも、いや「強い」にも何通りもあるから、どっちも強さなのかもだけど。それと同様に、この世界には何通りもの人がいるから、その人たちとどう関わるかも、また何通りもあるんだけど、その数え切れない無数な関わり合いの中で、2人が出会って、素の笑顔でいられる未来が見つかって、そしてそれを見れて、私は本当に感無量です。ありがとうございました。
P.S. もうほんとにずーーーーーーーーっとこの2人が大好きで、大好きで、大好きなので、単行本になってくれて本当に嬉しいです。幸せです。ろじ先生がついったーにたまに上げてくれてた時から、商業化が決まって、連載始まって、ついに新規絵が拝めるようになって、その間も毎日幸せだったけど、今日は本当にマジで幸せです。
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