このレビューはネタバレを含みます▼
名脇役賞をあげます!キュート!
仁嶋中道先生のお話は、どうしてこうも優しいのだろう。DKだけの話は、「キミドリ」以来だろうか。
ゲイで肩身の狭い思いをした、宇佐美。本人はちっとも可哀想ではないのに可哀想がられて不躾な視線をうける青凪。
世間のアンコンシャスバイアスに傷つけられる2人が支え合えることを知る。
青凪の元カノ、宇佐美によってではあるけど、気づいたことはすごいなと思う。
今度は「可哀想」って思った瞬間、バイアスに気づけるといいね。
知人は手に大きな痣があった。知人の祖母は、結婚に支障が出るかもしれないから(遺伝すると心配される)手術をしろと言った。そんなことはわからない、気にするなと言った覚えがあるが、知人は指なし手袋をするようになった。
私には肩に茶色の大きなシミのような痣がある。ノースリーブを着ると、多くの人に、「どうしたの?ケガしてるじゃん!」とか言われる。「痣だよ」って言うと、謝られ気まづそうにされ、可哀想がられる。
いつしか、そんな態度を気にしなくなったが、それは本当に気にしない人たちが周囲にいたからだ。
青凪の友だちや宇佐美のように。
人と違うと、排他的になるか、自分は違うからという優越性から可哀想がる。人って、そんなもんだ。
宇佐美が、気にしないからって傷つかないわけじゃないって言ったけど真理だ。いい奴だな。ま、好きからくるものだけど(笑)
だから、あの友だち2人が本当、いい奴等だと思う(笑)
エチはまだ。キスはあり。2人で勉強していく最中です(笑)