火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています
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火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています

山田こもも/浅木伊都/SNC

進みはゆっくりだけど、読みやすい

ネタバレ
2024年12月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 名家の血筋だけど異能を持たない主人公・小夜は実家から異世界に売られてしまう。そこで出会った火の神に見初められ、掃除人という名で嫁入りする、というお話。最近流行りの設定をいろいろ混ぜ込んだストーリーで「どうかな〜?」と思ったんですが、流石の山田こもも先生、安定した作画が素晴らしく、読みやすいですね。

4巻まで読みましたが、1巻で小夜が実家を追い出されたあとは悲しい描写はほぼなく、穏やかな日常系の話が続きます。実家のザマァ展開がもう少し早く描かれるかと思ったけど、3巻で”その気”が見えたくらい。そういう意味では恋愛面も含めてもうちょい進展のスピードを速めてほしいところですが、不快な気持ちになることはまずない内容なので、のんびり次を待ちたいと思います。
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