虐待されていた商家の令嬢は聖女の力を手に入れ、無自覚に容赦なく逆襲する(話売り)
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虐待されていた商家の令嬢は聖女の力を手に入れ、無自覚に容赦なく逆襲する(話売り)

岸本さとる/てんてんどんどん/くろでこ

可哀想だとは思うが主人公に共感しにくい

ネタバレ
2025年1月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ Web系原作読了。
 主人公は幼時から酷い仕打ちを受け、心身共に壊れてしまった設定。それはわかる、わかりますよ、健全な精神状態でいられるはずがありません。だから主人公の内面描写を読むのが辛くて辛くて気分が悪くなりました。特に、暴力をふるわれても(母の教えだからと言って)主人公が笑うシーン! 不覚にも、悪役の方に少し共感してしまいました!気持ち悪い!コワイ!ホラー!
 これからザマァがあると思いますが、きっと残酷な描写になるんでしょうね。、、、。
 ここ最近の物語ってヒロインが酷いめにあったり、倫理観のない家族、性悪聖女、酷いイジメ等、、ドンドン過激になってませんか? 過激な表現に感覚が麻痺し現実味が無くなって流し読みしていたのですが、この作品の物語世界はある意味納得。、、主人公は壊れて当然。他作品に散見されるような良い子に育つわけがありません。
 けれども私がコノテの物語に期待するのはリアリティーより爽快感です。気分が悪くなってまで読む気はしません。
 女性マンガではなく青年マンガに分類されているのも納得です。また、幼女と成人男性のカップルは、、成人女性側から見て、美しいとは思えません。成人女性にはオススメしにくい作品です。
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