このレビューはネタバレを含みます▼
幼馴染の両片想いモノが大好物なので、かなり期待して読みました。
1話の終わり方で「安心して読めるやつだ」と思いましたが、結構拗れまくってました笑。
このジャンルを読みまくってる人には、またこのパターンか!と思えてしまうかも。
1.受けの切ない片恋を見せてからの攻めの激重感情
2.見た目ヤンキーだけど初心ピュア受け
3.幼少期は受けの方が人気者、そんな受けに並びたくて努力した結果、モテイケメンになった攻め
ただ、女子キャラがまあまあ絡むのはあまり読んできてなかったので、そこは新鮮でした。めいちゃんかわいくて良い子だけど、ちょっと古いタイプのJKかな笑。
キュンはあったし好きなジャンルだから楽しめたんだけど、ちょこちょこ引っかかるところもあり。初キスを間違えてるみたいに言ってて、文化祭の時も「今度は間違えてない」とか言ってたんだけど、どう見ても初キスだって間違えようがないでしょ。澄直をモブ顔って書いてたけど可愛い顔してるし、描き下ろしではモテてる一面も描いてたし、このへんも気になってしまった。文化祭での女装も特に生かされず残念。
広臣がずっと余裕クールな感じだったので、もっと焦りとかも見たかったところ。
エロは最後にがっつりで、そこは好みだったんだけど、そこかしこにラッキースケベ的な腹チラ見せシーンとか挟んでて、いかにもBLな描写も少し冷めてしまった。2話冒頭のおまじないの話も、人の目がある教室でこんなんする?と。このへんは人それぞれの好みだからごめんなさい。