昔、男友達の家にあった





2014年8月21日
何となく手にとって読んでみました。グロいという方も多いですが、自分は作者の絵の上手さと、想像力にゾクゾクしました。勿論内容もしっかりあり、完璧な作品だと思いました。それから十年以上経ちましたが、改めて読むと、やっぱり表現力が凄くて、特に主人公の表情が、スキがなくて、写真のように見えます。
自分は、『人間を食べるから敵だ』て考えられなくて、食べられたくはないですけど、自然界じゃ普通だし、人間だって飼っては食い殺してるわけだし、ただ人間ならではの『いただきます』って礼儀はありますよね。正味な話、女子とかノンフィクションの動物モノ観て、例えばプードル出れば『かわいい~』とか言うけど(かわいいとは思うが)ワニとかが川渡るインパラ食ってたりすると『酷い、可哀想』と言ったり、そんな目で見たりするけど(直視出来ないとか、てゆーか犬だってルーツは狼じゃん…何服着せてんの…)、人間が一番質悪いと思いますがね…。不必要な殺生するのは人間でしょ。例えば、自分で頼んだのに、食べきれなかったステーキ、とか。フライドチキン?ソーセージ?ターキー・サンドイッチ?フライドフイッシュ?ジンギスカン?活きてるまま出され、ゆっくり死んでいくアジのお造りは?『給食で、うちの子には"いただきます"を言わせるな』と言うバカな親。『あなたの命を頂きます』なのに。
脱線しましたが、この作品で、最初に読んだときから、凄く心に残った言葉が。主人公の親友ともパートナーとも呼べる右手さんが、最後に『人間はヒマな生き物だから』『いつまでもメソメソしてんじゃないよ、自分で持ちな』と。
最初に読んだときも胸にこみ上げるものがありましたが、それから数十年、家族の死とか、どんなに頑張っても何の力にもなれなくて悔しい事とかを色々体験(人間歳取るごとに経験するような、一般的な)した自分にはまた新しく胸につかえて、何だか許されている様な不思議な感覚で、涙が止まりませんでした。
素敵な作品です。
自分は、『人間を食べるから敵だ』て考えられなくて、食べられたくはないですけど、自然界じゃ普通だし、人間だって飼っては食い殺してるわけだし、ただ人間ならではの『いただきます』って礼儀はありますよね。正味な話、女子とかノンフィクションの動物モノ観て、例えばプードル出れば『かわいい~』とか言うけど(かわいいとは思うが)ワニとかが川渡るインパラ食ってたりすると『酷い、可哀想』と言ったり、そんな目で見たりするけど(直視出来ないとか、てゆーか犬だってルーツは狼じゃん…何服着せてんの…)、人間が一番質悪いと思いますがね…。不必要な殺生するのは人間でしょ。例えば、自分で頼んだのに、食べきれなかったステーキ、とか。フライドチキン?ソーセージ?ターキー・サンドイッチ?フライドフイッシュ?ジンギスカン?活きてるまま出され、ゆっくり死んでいくアジのお造りは?『給食で、うちの子には"いただきます"を言わせるな』と言うバカな親。『あなたの命を頂きます』なのに。
脱線しましたが、この作品で、最初に読んだときから、凄く心に残った言葉が。主人公の親友ともパートナーとも呼べる右手さんが、最後に『人間はヒマな生き物だから』『いつまでもメソメソしてんじゃないよ、自分で持ちな』と。
最初に読んだときも胸にこみ上げるものがありましたが、それから数十年、家族の死とか、どんなに頑張っても何の力にもなれなくて悔しい事とかを色々体験(人間歳取るごとに経験するような、一般的な)した自分にはまた新しく胸につかえて、何だか許されている様な不思議な感覚で、涙が止まりませんでした。
素敵な作品です。

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yowakage さん
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さや さん
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( ‘ᾥ’ ) さん
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