このレビューはネタバレを含みます▼
晴明サイドのは出版社部署がなくなり絶版とのこと。電子でもないだろうか?
さて、重厚なお話ですわ。過去と化けている姿が交差するので、多少読みにくい箇所もありますが、稲荷家先生らしいというか、緻密です。
こちら、芦屋道満サイドの話のため、晴明は悪役!いや、珍しい(笑)道満も鬼人設定。面白い。
陰陽師や晴明の話は、マンガ、小説、学術書まで色々読んだけれど、これは珍しい。
高野山か悪者なのもね。まぁ、見方を変えれば政優先ならば、高野山は正しい。やり方はどうかとは思うが。
昔は双子は忌子で、間引かれていた。無知の残酷さ。だから命を「役に立てろ」とはなんと傲慢な。
あ、全然エチとかないです。いや、男性踊り子と道長のシーンはありまする。
続巻があり。読みます