6と7【コミックス版】
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6と7【コミックス版】

凡乃ヌイス

東京戦慄奇譚から待ち望んでました!

ネタバレ
2025年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 東京戦慄奇譚アンソロの時から続編を熱望していた作品。勿論作者様買いではありますが、贔屓目なしでアンソロの中でもダントツ光ってた作品です!(アンソロでは一話部分のみ)
御本として1冊に纏まって本当に嬉しくて…心底待ち望んでた作品です。
ヌイス先生は単話でもきっちり纏めてくれ、更には続き読ませてくれーっ!!と思わせる手腕もお待ちです。最高。
闇属性のお話を書かせたら天下一品。その分読む人を選ぶかもしれませんがハマる人にはどハマりします。
悪魔の数字や至る所に細かな伏線や絡みがあり、想像力を掻き立てられます。読み手に委ねるタイプの作品ですが、私はメリバ寄りのハピエンだと思うし永遠に同じ事を繰り返して行くんだろうな、と思います。なのでこの二人はハピネスです。
七海の生まれ変わりの人間の前に禄斗の次の寄生体が現れる。。。幼馴染にはなれるけど人間にはなれてない。臍が無いから。
「もろびとこぞりて」をバックに終焉を迎えた二人は生まれ変わって再会した季節も冬。呪いという名のおまじない。運命。最高。
神が与えた祝福と悪魔が与えた試練なのかな。
だから永遠に6と7なんだ。
だから冒頭悪魔の数字とか出てくるんだ。
でもこの子供はマフラーをね、寄生体に巻いてあげるんだよ、この後きっと。あの日と同じ様にね、、、。
紙でも全て揃えましたが、どの特典も光と影、て感じで徹底されていて最高でした。
東京戦慄奇譚、6と7単話配信、と先生にお手紙書きましたが改めて書きたい事が増えました。
それぐらい読めば読むほど奥が深い作品です。
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