ハヴィラ戦記
」のレビュー

ハヴィラ戦記

みのすけ/町健次郎/西村奈美子

ファンタジーで哲学的な作品

2025年1月18日
絶滅しかかっている蝶人という生命を保護繁殖させようという人間の優しさやエゴと、保護区の外に様々な思いを馳せ飛び出す蝶人、保護区外で生活する蝶人達の生き様、思想、部落ごとの対立などなど、かなり読み応えのある作品でした。
蝶人という小さな生命達は圧倒的な力に蹂躙されますが、その中でも自分の意思で選択し、もがき行動することの尊さと強さを感じます。
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