春の嵐とモンスター
」のレビュー

春の嵐とモンスター

ミユキ蜜蜂

良い人が損をする漫画。。

ネタバレ
2025年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さま買いで6巻まで購入。1巻が出てからずっと追っていた漫画ですが、ここで脱落します。まず、ヒーローの良さが分からない。正直言って、ときめきが前提にある少女漫画でそれは致命的です。そして流されすぎヒロイン。まあでもこれは、ヒーローの脅迫と、今までの環境と性格から仕方ないと思えなくもないけれど、6巻付近ではあまり抵抗もなく受け入れすぎでは?とは思う。読み返したくもなくて記憶は曖昧ですが。また、ヒロインが良い人すぎて、カヤくんに搾取されている感もあり苦手でした。あとは決定打、ナスくんと付き合ってしまったこと。もともとカヤが好きになれず、明るく優しく嵐ちゃんをずっと支えてあげて応援してくれていたナスくん推しでしたが、まさかの両思い。そして、原作ネタバレですみませんが、すぐ別れるという。。じゃあなんで付き合ったんだ!あんなに想ってくれたナスくんに期待させて、しかもすぐ別れるとか!最低!という思いが拭えません。今まで作者さまの作品を追っていて1番惹かれていたのが、"当て馬や悪役がいないから"。長く続いたなまいきでさえも、当て馬キャラらしき人はいたけど、シャイすぎて、これは当て馬か?くらいの感じで、終始穏やかにひたすらイチャイチャしてるのが良くて読んでいたので、、今回のナスくんへの仕打ちと、カヤの魅力の無さで、もう購入はないかと。タイトルから、ヒーローはカヤで、嵐ちゃんとくっつくものと思いますが、もし大どんでん返しで、本当はカヤの成長ストーリーで、カヤが人間として成長後に、嵐ちゃんとナスくんがくっつき、カヤくんが弟として祝福する、みたいになればいいのですが。とにかく良い人が損をする漫画で残念です。やはり漫画として、未来への希望とか、良い人は報われるとか、明るいイメージで読みたいものです。長文失礼しました。
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