このレビューはネタバレを含みます▼
父親と義母義妹に冷遇され、社交の場では醜穢令嬢とまで言われたヒロインが嫁ぎ先の暴虐侯爵と呼ばれるも実は真摯で誠実なヒーローと出会い隠された才能をいかんなく発揮し生来の性格の良さから溺愛され幸せになり、冷遇した側にはざまあされる定番の女版なろうです。良い所はヒーローが本人をちゃんと見て真摯に接している事。愛がない理由も伝え、冷遇せずに対応しています。ヒロインの姿に疑問を持ちすぐに調べ始めるのも好感度高いです。序盤だからか今のところ小説で評されていた食べ方の表現が汚いなどの不快感はないです。読んでて疑問なのは序盤、冷遇してる父親が自分の汚点を隠すようにヒロインの悪評を社交の場で言いふらし、ヒロインのデビュタントで粗末な衣装を着せ周りから醜穢令嬢と言われた事。普通出来が悪いだのわがままだのいいふらしてると育て方が悪いのですねってなるし、ガリガリぼさぼさ頭で粗末な衣装着てのデビュタントだったら虐〇とか家の貧しさとか疑われて白い目で見られて立場なくなると思うのですはそうはならない!なろうならね!周囲は親父の言葉を鵜呑みにしてヒロインの事も蔑む脳無しになるよ!WEB小説版読了済みですが家族たちへのざまあまでが長いです。そこまで話持つのかなという心配もあります。