このレビューはネタバレを含みます▼
255ページ。
グリムの「ような」とあるように、グリム童話から着想を得た、著者の創作した物語集。原話を深掘りしたタイプではありませんでした。
『赤ずきん』と『ブレーメンの楽隊』は比較的原話の印象が強く残っている、原話のアレンジと呼べる作品だったと思います。『赤ずきん』が一番良かったです。
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お試しで購入した2冊のうちの2冊目。
有名な作者さんですが、自分にはいまひとつしっくり来ない。どことなく、作品から「理由」が浮かび上がってこないと言うか……。ゾワっとする感覚やグッと掴まれる感覚などが得られないまま読み終えてしまいました。
趣味の問題だとは思います、中立の星3つ。