文句なしの百点満点





2025年2月12日
好きな子にやらかして後悔して逃げられて挽回するために足掻くヒーローが好きなのですが、それにしても序盤のヒーローは酷過ぎで、これはもしかして横からフォローしてくれたアレクサンダーがヒーロー?と一瞬迷うほどでした。そうじゃないとわかってからも、一向に改善されないヒロインの心情にやきもき。それが2巻に入って一気に流れが変わります。
登場人物一人ひとり、性格だけでなくそれまでの人生も見えて、動き出す。鮮やかにひっくり返されていく情勢と、見えてくる積み重ねた信頼。ソフィーナの見ている世界も、その人も、変わっていく。その流れがもう文句なく素晴らしくて、この物語の世界はどこかに存在するのではと願いたいほど。登場人物たちのスピンオフもいくらでも読みたいです。恋愛としてだけでなく、読み物としてもここ近年まれに見る最高傑作でした。
登場人物一人ひとり、性格だけでなくそれまでの人生も見えて、動き出す。鮮やかにひっくり返されていく情勢と、見えてくる積み重ねた信頼。ソフィーナの見ている世界も、その人も、変わっていく。その流れがもう文句なく素晴らしくて、この物語の世界はどこかに存在するのではと願いたいほど。登場人物たちのスピンオフもいくらでも読みたいです。恋愛としてだけでなく、読み物としてもここ近年まれに見る最高傑作でした。

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○まる さん
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