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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 目覚めた五年後の世界では、私を憎んでいた護衛騎士が王になっていました

    空島想/束原ミヤコ

    短いけど、大事なものが詰まってる。
    2025年10月3日
    よくありがちな設定なのかもしれない。それに読み切りで短い。だけど、そこにあってほしい切なさがちゃんと描かれている。短いから色々端折ってるんだろうなという部分も見受けられるし、ざまぁを期待するととても薄い。けど、涙出た。とても好き。
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  • 竜王の婚姻【イラスト付き】【単行本書き下ろしSS付き】

    佐伊/小山田あみ

    壮大な愛と世界の物語
    2025年6月29日
    ただのBLと思ってはいけない。これは国と神と権力と因習に雁字搦めなひとつの世界が根底から揺らぎ、壊され、再生へと続く壮大な物語。その核となる皇帝と小国の王子と護衛の闇人の間に生まれる強い感情。婚配者となる可愛い息子と竜王。彼らを取り巻く多彩な身分、思惑を持つ人々。ぜんぶ絡み合って、ぜんぶ意味があって、意思があって、因果があって、ゆっくり読まないと脳みそがバグる。下巻後半は涙だばだば流しながら読み進めました。余韻が凄い。恋で愛です。己の心を顧みることすらできなかった皇帝の愛が切ない。最後までブレないセナの生き様には惚れるしか無い(こんなのみんな惚れちゃうよ)。やらかす攻好きとしては最高の、でもそんな陳腐なレベルでは語れない、愛と世界の話。なんて下手なレビューなんだ申し訳ない。でもこの話に5☆を付けたくて、一人でも多くの方に読んでほしくて、あげさせていただきます。壮大な物語が好きな方、拗れてからの頑張りを見たい方、主従好きな方にもいけると思うし、可愛い小さい子好きな方もいいと思う。あと最高に男前な受好きな方。よろしくお願いします。
  • 給食のおばちゃん異世界を行く

    豆田麦/しろ46

    史上最高に愛あふれた召喚の物語
    ネタバレ
    2025年5月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いまだかつてこんなに召喚された勇者たちに優しい世界があっただろうか(いやない)? 福利厚生人権尊重どこにでもあるでも自分は許されなかった得られなかったものをこれでもかと取り返せるこんな世界、わたしが行きたい。どこまでも与える者である和葉だけでなく、召喚された5人が5人とも、なんなら彼らを迎えて護り導く人達も、全員くっきりはっきり生きて動いて泣いて笑う。恋愛要素は薄いのかもしれないけど、それを補ってあまりある愛。愛でしょこれは愛あふれる世界の物語。大切な人たちの誰一人かなしくも淋しくもないと思えるのも最高。まだこれから悠久の時がある。毎日楽しいんだろうなぁ。作者様買いでしたが予想を上回る壮大さとスッキリ感で文句無しの☆5。続きでもスピンオフでもいくらでもおかわりいけます待ってます!
    余韻が消えぬままつらつら考えたので追記。
    恋愛要素は薄いと書いたけど、ザザさんとザキルの在り方はとても滾る。お互いに、あいつには勝てないと思ってる部分と、でもカズハを手に入れた(る)のは自分だし、と信じてる部分がある。当のカズハはそんなことにはついぞ気づかず、ザザさんと添い遂げるだろうし、その後も愛とガッツにあふれる生き方を貫くだろうけど。この色気あふれる二人の男の感情の変遷と生き様が見たい。見たい。突き詰めたらずっとここで萌えられる。なのにカズハはそんなことには…w
    長編なのに読み直しちゃいました。やっぱり最高の物語です。
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  • 死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)

    六つ花えいこ/秋鹿ユギリ

    愛は勝つ
    2025年5月20日
    漫画から来ました。続きがどうしても読みたくて、いきなり悲鳴をあげて読み進め、二日がかりで読破しました。どこまでも不器用なヴィンセントとどこまでも可愛いオリアナの恋の進みの遅さに奥歯を噛み締め、謎の布石を拾う度にもしかしてこれは!?と勝手な推理を広げ、ヤナとアズラクの怒涛に泣いて驚き、いつの間にか全員顔まで浮かぶようになってた友達たちと一緒に過ごし、ミゲルを抱きしめて撫でてあげたくて切なかった。小説を読んで声を出してこんなに笑ったのも、両耳に涙が入ってしまうほど泣いたのも、とても久しぶりでした。最後にこれでもかと書いてくださった後日談がまた幸せにあふれていて、多幸感に包まれたままもう一回読もうかどうしようかと考えています。文句無しの五星。むしろ10星贈りたい。素晴らしい物語をありがとうございました。漫画も続き楽しみです。先を知ってても絶対読みます!
  • 氷雪の王子と神の心臓

    尾上与一/yoco

    情熱
    ネタバレ
    2025年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ こちらを読み、花降る王子の春のめざめを読み直し、また戻ってきてようやく満たされました。どこまでも非情な国の事情に翻弄されるふたりの、どこまでもまっすぐ折れることのない想い。花降る王子の時に、一体なにが起きたら魔法使いの花嫁を略奪なんてことになるのかと軽く考えていましたが、軽いどころかギリギリの、まったく猶予のない、選ぼうと思って選んだでもないでもこれは必然だったし運命だったとしか思えない情熱に裏打ちされた恋でした。この後、まだ呪われて、春が来て、繭を直してという長い物語が続きますが、絶対その先があると信じています。続編、お待ちしています。
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  • 死にたくないので婚約破棄を所望します 四度目の人生、ヤンデレ王子に偏愛されてしまいました

    青によし/唯奈

    題名は違う
    ネタバレ
    2025年3月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ あらすじ的には間違ってない。確かにヤンデレと言えなくもない。けど、あの題名はミスリードだと思う。何度殺されても、折れることなくくさることなく思いやりも忘れない頑強メンタルのほわほわヒロインと、不遇でタイミング悪いツンデレ王子が頑張るお話。途中胸糞悪くなることもなく、テンポよく最後まで読める良作。でもこの題名の付け方はどうかなぁ。
  • 私を忘れてください

    みつき怜/whimhalooo

    秀逸な題名
    2025年3月12日
    なるほど。と、終盤にかかったところでようやく腑に落ちました。随所に隠された小さな布石がきれいにはまって、胸を突く切なさに変わる。始めは冷たくすら見えたヒーローの重く熱い愛と、すべて諦めていたはずのヒロインのどこまでも計算のない葛藤と恋に落ちるまでのその経過が素晴らしく、そして想いが通じた後のふたりのやりとりは可愛らしくも熱情と信頼にあふれていて、満点。弟や友人たちや家族の姿も生き生きと描かれていて、最後までとても楽しく幸せでした。
  • 気高き獅子は孤独なつがいに愛を注ぐ

    あじ/円陣闇丸

    てんこ盛りすぎ
    2025年2月19日
    冒頭部分の主人公たちの言動と性格、それから設定に惹かれて購入。他の方も書いてましたが、途中からふたりともどんどん性格がブレて、えええ?こんな人だった?と思いながら読み進めることになります。そして後出しの様に、これでもかこれでもかと追加されていく裏設定。正直ここまで盛らなくても、同じ内容を描けた気がします。文章自体は上手なのに、違和感が拭えない。最後のおまけが幸せいっぱいで良かったのですが、途中、読み続けるのが辛かったです。ハピエンだと言うことを考慮しての☆3。2.5でもいいかな…。
  • 冴えない王女の格差婚事情

    戸野由希

    文句なしの百点満点
    2025年2月12日
    好きな子にやらかして後悔して逃げられて挽回するために足掻くヒーローが好きなのですが、それにしても序盤のヒーローは酷過ぎで、これはもしかして横からフォローしてくれたアレクサンダーがヒーロー?と一瞬迷うほどでした。そうじゃないとわかってからも、一向に改善されないヒロインの心情にやきもき。それが2巻に入って一気に流れが変わります。
    登場人物一人ひとり、性格だけでなくそれまでの人生も見えて、動き出す。鮮やかにひっくり返されていく情勢と、見えてくる積み重ねた信頼。ソフィーナの見ている世界も、その人も、変わっていく。その流れがもう文句なく素晴らしくて、この物語の世界はどこかに存在するのではと願いたいほど。登場人物たちのスピンオフもいくらでも読みたいです。恋愛としてだけでなく、読み物としてもここ近年まれに見る最高傑作でした。
  • 6番目のセフレだけど一生分の思い出ができたからもう充分

    SKYTRICK/渋江ヨフネ

    支え合うとか救いとか
    ネタバレ
    2025年1月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様買です。冒頭幸平くんがあまりにもしょんぼりと暗く後ろ向きだったので、初めてnot for me を引いてしまったかと思いましたが、全然、もう全然違いました。共依存となってもおかしくない関係でありながら、互いの幸せだけを考えているから、すれ違う。見事なまでに、どっちも悪くない。そして周りの友人達も大人たちも皆優しい。こんな完璧な幸せがあるのかと、最後は息を吐きつつ、満たされました。互いに不完全なふたりが、互いの救いであり幸せの指標。やっぱり作者様の物語は愛であふれています。読み応えあり。オススメです。
  • 夜啼鶯は愛を紡ぐ

    小中大豆/yoco

    愛を歌う鳥
    2024年10月15日
    作者買いです。
    絶対にボロボロになる…という予想を裏切らぬまっすぐ過ぎる恋と、愛がなにかを理解できない攻。どうやったら彼が、彼らが幸せになるのかわからないまま読み進め、この痛みは彼らが人と成るために必要だったのだと腑に落ちました。
    重く、ぎゅっと詰まったお話です。一緒に十年過ごした気分。
    やらかして失った攻が悔いて悔いて足掻く様が好きなわたしのど真ん中なお話でした。お好きな方は、ぜひ。
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  • 小国の侯爵令嬢は敵国にて覚醒する

    守雨/藤ヶ咲

    鮮やかな色彩と胸をすく物語
    2024年8月15日
    いまだかつてない商才とバイタリティーにあふれた侯爵令嬢の、賠償金の代わりに連れてこられた美しい異国での快進撃。登場人物たちひとりひとりの個性と考え方が明確で、人数がかなり多いのに、全員誰が何故なにをしてるのかわかるすごさ。背景としてぼんやり描かれた情報が後の伏線となって回収される気持ちよさ。なにより、悪者はきちんと裁かれ(法に則って)かつ、他のみんな幸せになる未来。どこをとっても読後感がすばらしい。描かれる南国の美しさと美味しそうな食べ物たち。いますぐ連合国最深部に行って、あの素敵なホテルに滞在したいです。恋愛もの、を期待して読むと物足りないかもしれませんが、物語として素晴らしい満足感を与えてくれました。おすすめです。
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  • 君と出逢うため落ちてきた

    SKYTRICK/秋吉しま

    淡々強強メンタル受と色んな愛と矜持の話
    2024年8月5日
    見事な伏線回収。どこまでも冷静なアダチの人たらしっぷりと、血まみれの国を立て直したい兄弟のたらされっぷり。なぜ彼はそうであるのか、がきちんと明かされていく気持ちよさと、隠された切なさを優しさに変える魔法のような起承転結を備えつつ、よくある都合の良い展開も、馬鹿な妹や王子様も出てこない、完璧な異世界譚。前作からの作者買いですが、登場人物たちの芯の強さを描くのがとても上手で、目に浮かぶ世界も鮮やかで嘘がなく、とても好きです。楽しく読み進め、優しい気持ちで読み終えました。ありがとうございました。
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  • あなたが世界を壊すまで

    クレイン/鈴ノ助

    復讐は果たされて、
    2024年7月15日
    そしてふたりは幸せになる。
    世界の滅びを願った亡国の王女と神の子は、花で満たされた中庭で心を育み、心を癒した。作者様買いですが、期待した通り、そこに生きているふたりの日々が鮮やかで、展開がこうであってほしいルートの最上級で、読後感も最高です。
    純粋なふたりの、初めてを重ねて積み上げる恋とその先を、楽しんでいただきたいです。
  • 【全1-6セット】頼むから待ってくれ【イラスト付】

    SKYTRICK/榊空也

    光輝く世界
    ネタバレ
    2024年7月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 戦争で全てなくした健気な青年が、愛されて愛されて、大切なものを取り戻していく物語でした。よくみる出来の悪い悪者がいるわけでもなく、戦争のある世界の悲惨さを誇張せず淡々と描き、何故サーシャがソレを望むようになったのか。無理なく、嘘なく、誠実に生きる者として納得もいき、だからこそなにもせずにただ生きる虚しさも手に取るようにわかりました。彼をこちら側に引き戻すためには、ただ見守るだけじゃ足りない。世界はだれにも平等に残酷で、だからこそちゃんと伝えなければ。そう思って途中まではらはらしていたのですが、腹を決めたユラ様の愛が、深くて甘くて素晴らしかった。この世界は光で満ちている。そう信じられる、信じさせられるその愛は時に可愛くて、ふたりがこの先ずっと幸せであるように、願わずにはいられないし、でも願わなくても幸せだろうなと胸が暖かくなりました。一気読みです。読んで良かったです。ありがとうございました。
  • だって望まれない番ですから

    一ノ瀬七喜

    ただの転生ものじゃなかった
    ネタバレ
    2024年7月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ やらかした男が後悔しまくる話が大好きなので、あらすじを読んで「これは!」と飛びつきましたが、これは拗れた恋が云々で済むような簡単なお話ではなかった。よくよく考えられた伏線と、美しく丁寧な描写。そして賢くたくましく生き生きとした主人公。前世であんな目にあって死んだことを思い出しながらも、生き抜くことを現実的に考える様に好感しか持てないし、これで絶世の美人なんだからそりゃあ周りの男性陣はめろめろだろうと思います。惜しむらくは第三王子の出番が少なかったところ。早く出てきて七転八倒な後悔を見せた挙げ句にがんばってほしいです。
    早く続きが読みたい。楽しみにしています。
  • 前世処刑された転生令嬢はヤンデレ異母弟に偏愛される

    イシクロ/木ノ下きの

    胸のすくような、二度目の人生
    2024年1月28日
    転生ものは星の数程あります。が、死んですぐ生まれ変わって、おいていってしまった義弟に見出されたソフィアの物語は、とても理に適い、胸のすくものでした。クズはクズらしく裁きを受け、優しさや正しくあろうとした気概はきちんと認められる。都合の良すぎない展開と、どこまでも重く深く粘着質で有能な弟の愛に満足です。
  • 誰にも愛されないので床を磨いていたらそこが聖域化した令嬢の話(コミック)

    皐月文/ひだまり

    いい意味予想外
    2023年8月12日
    よくある理不尽不幸系令嬢かと思いきや、しっかり者の、しかもちゃんと理不尽に怒りを抱ける主人公で好感度大。さらに第一王子のゆるっぷりが意外で可愛く好感度アップ! まさかの陛下まで可愛いとは!予想外の面白さでした。
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