このレビューはネタバレを含みます▼
六花と琥珀。二人の関係がせつなくてもどかしくて、、その先にはどんな未来が待っているのか。それを早く見届けたい思いで読み進めました。8巻一気読みしました。どんどん読ませられるので、時間がある時の購入をおすすめします。立ち読みだけでも面白い雰囲気醸し出してるかと思いますが、本編はその何倍も面白いです。
あどけなく無邪気な姫が世の荒波の中でどんどんと揉まれ磨かれて、凛とした強さや優しさ身に付けていき、ただの姫ではなく人間性に厚みがあって好きです。そしてそして琥珀はかっこいい。あくまでメインで目立つのは姫だけど琥珀は存在だけでも格好いい。もちろん決めるとこは決めてくれるし。あんな風に一途に、大切とかそんな言葉では表せないくらいに六花を思っているところが何よりいい。ほんとに六花がうらやましいです。『抱けないんだ、命くらい懸けさせろ』琥珀の気持ちがよく表れた一言に切なすぎて泣けてきます。
姫武将、戦国風味フィクション、純愛の惹かれるキーワードてんこ盛り!ビビっときたら読んで欲しい!