このレビューはネタバレを含みます▼
長峰さんのターンです。観る力がある自分とそう言うものをよせつけない幸司。観る力のある義母に引き取られた2人。幸司は樹木医をしているのですが、泰正の山の御神木の治療に行くとこになり、幸司があの花と関係があることがわかったことで長峰も鬼食い沼の一帯に関わりを持ってしまうことに…。長峰かなり酷い目に遭います。礒貝家もベーやんまで出てくるシリーズ最終巻。幸司の母が言いたかったこと…。切ない母の心ですね。シリーズおどろおどろしいところがありますが、ラストの光が。そうそう、泰正は山神の子なんですよねー。人であることを選んだ理由が前作にありましたが、山神は泰正を愛していたからこそのことをしてくれた。怖いお話の中にある愛が光作品群でした。