このレビューはネタバレを含みます▼
三毛猫獣人の三毛真一は、オスの三毛という珍しさから過保護に育てられ、今まで友だちが一人もいませんでした。大学に進学した三毛くんは、友達100人作るんだと張り切って学生寮に入ります。でも同室になったハスキー犬獣人の蓮木健太はとっても塩対応なのでした。めげずに蓮木に声をかけ続ける三毛くんは、ちょっと危ない会話を耳にします。蓮木が危険な目に遭うのではないかと心配した三毛くんは蓮木のバイト先に潜入します。そこは犬族専用のゲイクラブで、世間知らずの三毛くんはそこでマタタビを盛られてしまいます。蓮木の活躍で難を逃れた三毛くんは、蓮木に処理までしてもらいます。翌朝、平謝りに謝る三毛くんに蓮木はカムアウトし、自分はゲイなので三毛くんとは距離を取っていたのだと言うのでした。設定もストーリーも既視感は否めませんが、天真爛漫でピュアな三毛くんと、そんな三毛くんに押され気味で困り顔の蓮木が可愛らしいです。お隣のライオンの獅子原くんとワシミミズクの鳳くんも楽しいコンビでした。